未来へ進むとうほくリポート

Vol.10:はじめまして、トウキの赤ちゃんです

未来の種プロジェクトにて、5月に2回目の定植を迎える「トウキ」 千葉大学と共同でトウキの育種育苗・栽培技術の開発を進めている アミタ持続可能経済研究所さんのご協力で、 千葉大学の環境健康フィールド科学センター内の 閉鎖型苗生産システム(苗テラス※)で芽吹いた「トウキの赤ちゃん」を見てきました。

種の帽子をかぶった、小さくてかわいい未来の芽

トウキの赤ちゃんは、適切な生育環境に管理されている「苗テラス」ですくすくと育っていました。
初めて見たトウキの赤ちゃんは生まれて17日目。
種の帽子をかぶった、小さくてかわいい未来の芽です。
最適(or快適)な環境で見守られたトウキは苗テラスであと30日ほど過ごしたあと
南三陸町入谷地区の復興ガーデンへデビューします。

*苗テラスとは
温度・光・培養液・炭酸ガスなどを自動制御し、季節や天候に左右されることなく、
良質な苗生産が可能な、完全閉鎖型の育苗システムです。

  • 種の帽子をかぶった、小さくてかわいい未来の芽

    棚ごとにファンがあり一定の風が トウキに送り出され温度、光、養分等が適切に管理されています。

「種から芽が出てくるときに病気にかかることが一番心配なんです」

プロジェクトでトウキの育成をサポートしてくださっているアミタの松本さん(千葉大学共同研究員で薬用植物の研究に従事)から農薬に頼らず種から芽を出す難しさについてお話しを伺うことができました。

トウキの種は一つの株から数万粒採ることができますが
採取した種から安定的に良質な苗をつくるための管理はとても大変。
種を播く前に発芽率が下がらないように保管・管理に気をつけていますが
専用のトレーにトウキの種を撒く前に“風選”を行ったとのこと。
風選とは、種を一定の風であおり、重いタネと軽いタネを選別し重い種を使用するという方法です。
(軽い種は発芽率が悪いのです)

  • 「種から芽が出てくるときに病気にかかることが一番心配なんです」

    初公開 ! トウキの赤ちゃんです。 思わずかわいい芽に話しかけてしまいそうです。
  • 「種から芽が出てくるときに病気にかかることが一番心配なんです」

    トウキの研究がおこなわれている 千葉大学環境健康フィールド科学センター内

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