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災害への備え

防災の取組についてwith防災ガール(福島県)

防災ガールさんとの東北旅、最終3日目の福島でのレポートさせて頂きます。 福島県については、楢葉町で当時復興推進課で現場での対応に携わっておられ、現在は産業振興課の農林土木係長である鈴木教弘様より、福島の沿岸部を中心に当時起きたことから現在の町の状況まで現場を回りながらご説明いただきました。
<福島沿岸部訪問先>
・富岡町
・楢葉町
・いわき市
今回、一緒に回りました防災ガールさんが作成された記事はこちらのHPは閲覧できます。
↓↓↓↓↓↓

詳しくはこちら

富岡町 立ち入り禁止区域

富岡町では2017年4月1日より居住制限解除が行われましたが、今でも一部地域は帰宅困難区域に指定されております。6年が経った今、帰宅困難区域を分けるバリケードの先にはもう帰ることを諦めた住居が整備されておらず佇んでいるのも散見されました。こういった地域は富岡町の他にも、双葉町、大熊町を始め、まだ残っている状況です。

  • 富岡町 立ち入り禁止区域

  • 富岡町 立ち入り禁止区域

富岡町 夜ノ森の桜並木で有名なさくら道

夜の桜ライトアップでも有名なさくら道です。夜ノ森地域も帰宅困難地域と解除区域に分かれており、バリケードが設置されているところもありますが、震災後も桜の時期には昼夜問わず多くの方々が桜を見に訪れております。

  • 富岡町 夜ノ森の桜並木で有名なさくら道

  • 富岡町 夜ノ森の桜並木で有名なさくら道

富岡町 新しくなった富岡駅と過去の富岡駅

旧富岡駅は津波でほぼ全壊となり取り壊しとなりましたが、元あった位置より少しずらした場所で新しく富岡駅が完成しておりました。帰宅困難区域もまだ一部続く一方でこのように復旧も着実に進んでいることもわかります。富岡町は解除して間もなく帰還もこれからという状況ではありますが、このような着実な取り組みが離れていった住民の戻るきっかけにもつながっていくと思います。

  • 富岡町 新しくなった富岡駅と過去の富岡駅

    新たに完成した富岡駅
  • 富岡町 新しくなった富岡駅と過去の富岡駅

    旧富岡駅

楢葉町 天神岬スポーツ公園 見晴台からの復興工事の様子

岩手県、宮城県と比較すると津波の状況について聞こえてくることも少ない福島県ではありますが、実は各地に5メートル以上から10メートルクラスといった津波が押し寄せている地域も数多くありました。この見晴台から見える地区も津波で全て流されており、現在は復旧に向けて工事が進んでいます。
福島県では堤防をほぼ一律作る方向性を示しており、作りとしては堤防、防災林のように二重の作りを基本として実施しております。

  • 楢葉町 天神岬スポーツ公園 見晴台からの復興工事の様子

    見晴台にて町の様子をご説明頂く様子
  • 楢葉町 天神岬スポーツ公園 見晴台からの復興工事の様子

    見晴台からの景色

楢葉町 除染廃棄物の中間貯蔵施設

写真のような除染廃棄物一時置場は未だに各地に見られます。これらは中間貯蔵施設へと運ばれることとなりますが、中間貯蔵施設搬入が一部開始されましたが、用地交渉が難航しており、一時仮置場の撤去にはまだまだ時間のかかる現状です。
東日本大震災当時、福島第1原発の影響で楢葉町の住民は北に向かうことが出来ず、国道6号線も崩れて動けず、常磐道も通ることができませんでした。南に逃げるのも当時40分ほどで通れる道が4時間ほどかかったそうです。

  • 楢葉町 除染廃棄物の中間貯蔵施設

  • 楢葉町 除染廃棄物の中間貯蔵施設

    中間貯蔵施設に運ぶ前に除染廃棄物を焼却する仮設焼却施設

楢葉町 コンパクトタウン構想

楢葉町では歩いて解決できる街 コンパクトタウン構想が進んでおります。住宅と商業施設など集約して配置することで暮らしを徒歩圏内で解決することができる取り組みです。構想が進んでいる街の一角には認定こども園も再開しており、子供達が元気に遊んでおりました。富岡町より一足早く帰町が始まった楢葉町では帰還率が世帯数で39%(2017年11月現在)。生業の部分においても、農業において打撃を受けたため、花卉栽培への転向など新たな産業への取組が始まっています。観光分野では、アジア最大級のサッカートレーニング施設J-Villageの再建(平成30年度再開予定)などこれからの取り組みが進んでいっております。

  • 楢葉町 コンパクトタウン構想

    再開した認定こども園
  • 楢葉町 コンパクトタウン構想

    コンパクトタウン構想

いわき市 漁師町いわき

いわき市も場所によっては5メートル以上の津波が襲った地域があります。
いわき市は漁師町のため、海の近くに家が密集している地域も多く、津波に対して縦方向に逃げにくく被害を受けた地域も多かったとそうです。
いわき市は基本的には全て堤防で囲む計画が進行しており、住宅も以前と同様沿岸に近い地域でも再建することが可能となっております。
また、松林が海岸と住居エリアの間に生育しており、松林によりその先の土地の被害が軽微になった地域も多かったようです。そのため、NPO法人を中心に次の災害に備え、松林の再興を行なっておりました。

  • いわき市 漁師町いわき

    新たに作成された堤防の様子
  • いわき市 漁師町いわき

    防災避難施設

まとめ

福島県に限った話ではありませんが人手不足の問題は深刻で老人ホームなどスタッフを募集してもなかなか集まらない状況とのことです。
また、福島第一原発の影響がまだ残る福島の地域においても当時から次へのステップへと続く動きがでてきております。
震災後、ドコモでもお手伝いをしてきました福島第1原発の影響で離散した住民に対して始まったタブレットを活用した情報配信事業も一部地域では縮小しています。
それでも楢葉町では住民の継続してほしいという声からタブレットの事業について住民の負担による継続を実施するなど前に進む取り組みも進めております。
今回、ご説明いただいた鈴木様からも「助成だけに頼りきった状態から脱却しなければ住民が情報弱者になってしまう。そろそろ意識を変えていかなければならない」と語っておりました。
来年で震災から7年目を迎える各地での現在をみて今ある課題に私たちも向き合っていかねばならないと改めて感じる三日間となりました。
鈴木様、各地への訪問、ご説明のご協力ありがとうございました。

  • まとめ

    鈴木さんと一緒に最後に記念撮影。防災ガール様、3日間ありがとうございました!

防災ガールさん記事

防災ガールさんが感じたこと!ぜひご一読ください。

【docomo Rainbowプロジェクト連携記事】私たちが感じる今の東北とは
http://bosai-girl.com/2018/01/15/tweet_tohoku/
【docomo Rainbowプロジェクト連携記事】さあ、ふたたび東北に行こう!
http://bosai-girl.com/2018/01/16/tohoku/
【docomo Rainbowプロジェクト連携記事】東北のいまと、わたしたちの「未来」の話。
http://bosai-girl.com/2018/01/16/tohoku2/

  • 防災ガールさん記事

関連リンク

▼防災ガールさんと岩手県・宮城県・福島県沿岸部をまわり、各地域でお話を伺ってきました!
http://rainbow.nttdocomo.co.jp/disaster/detail/24/
▼防災の取組についてwith防災ガール(岩手県釜石市)
http://rainbow.nttdocomo.co.jp/disaster/detail/20/
▼防災の取組についてwith防災ガール(宮城県南三陸町)
http://rainbow.nttdocomo.co.jp/disaster/detail/21/