ドコモ 東北復興・新生支援笑顔の架け橋Rainbowプロジェクト

SEARCH

MENU

MENU

災害への備え

次世代の防災訓練 「エモ鬼(EMO-ONI)」を体験してきました

2018年9月1日、防災の日、世界ゆるスポーツ協会と組んだ一般社団法人防災ガールの新しい取り組みである次世代の防災訓練”エモ鬼(EMO-ONI)”に参加してきました。 防災ガールは防災のこれまでにない価値を提案するWEBメディアの運営や、津波防災の新しい合図「オレンジフラッグ」を全国沿岸部へ展開するなど、企業・行政と連携し新しい防災を提案し続ける全国規模の団体です。
過去の連携記事についてはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

詳しくはこちら

~次世代の防災訓練「エモ鬼(EMO-ONI)」とは~

防災の日2018.9.1にエモ鬼(EMO-ONI)は都内で初披露されました。通常の防災訓練とは全く異なるアプローチで楽しみながら防災の意識を向上させることを狙っています。
エモ鬼は防災ガールと「年齢・性別・運動神経に関わらず、だれもが楽しめる新スポーツ」を開発し続けてきた世界ゆるスポーツ協会との異業種のタッグから生まれております。

そもそもエモ鬼とはどういうものなのでしょうか。
タイトルから分かることは、「なんとなく鬼ごっこが関係している」ということくらいで、どのように防災に結びつくのか全く想像がつきません。

  • ~次世代の防災訓練「エモ鬼(EMO-ONI)」とは~

    鬼ごっこか、、

~エモ鬼説明~

エモ鬼について詳しく説明します。
エモ鬼の「エモ」は感情=emotionのことだそうで、今回の競技のためだけに生まれた、表情がクルクル変わるスポーツお面「エモさんフェイス」をかぶった鬼役が登場します。エモさんの表情の変化は、時に激しく時に穏やかな自然をイメージしたものだそうで、「怒り(赤)」「悲しみ(青)」「ふつう(緑)」「ごきげん(黄)」の4つの表情とランプの色の変化があらわれます。

  • ~エモ鬼説明~

    謎のエモさんフェイス

~続・エモ鬼説明~

プレイヤーはエモさんチームと避難者チームに分かれ、鬼役であるエモさんから逃げる鬼ごっこがスタートするのですが……、避難者チームの中には、目隠しをされたり、足を縛られたりといったハンディを持ったプレイヤーを数名つくり、一人での避難はむずかしい状況をつくります。これは災害時に弱者となりうる人の意味合いをもたせる要素だそうです。(写真参照)
役割を決めると、両チームが真ん中で輪になります。
すると突然エモさんの表情が変化し、怒り出したり、悲しみ出したりします。その表情を元に避難者チームはエモさんに捕まらないように、助け合いながら避難所ゾーンや高台ゾーンへ逃げます。エモさんは避難者チームを追い、安全なゾーンに入る前にタッチされた避難者をエモさんゾーンに入れていきます。一度タッチされたプ避難者チームのプレイヤーは救出を待つ形となり、避難者チームの全員が避難所ゾーンかエモさんゾーンに入ったら(もしくは制限時間を経過したら)、終了となります。
次のラウンド開始までの間に、プレイヤーはチーム内でどうやったら全員が無事に逃げられるかを考えます。

  • ~続・エモ鬼説明~

    ハンディのためのの器具

~エモ鬼、体験!part1~

実際に筆者もエモ鬼を体験しました。
当初、ゆるスポーツとのコラボということでそこまで激しい動きにはならないだろうと想定していましたが、予想に反して、ゆるスポーツという名を返上するような活発な動きが繰り広げられ、1戦目から白熱した展開となりました。

ゲームの中では、自分が健常者、ハンディを持った者、鬼(エモさん)とさまざまな役割を担うことになり、その役割毎の体験やその役割ではどのように動かないといけないかといった、必然的に自分の立場以外の目線を考えるきっかけにも繋がりました。

  • ~エモ鬼、体験!part1~

    エモさんが避難者を追う!

~エモ鬼、体験!part2~

1戦ごとに中央に集まり、鬼役や逃げ役の視点からどのようにハンディを持った者に指示や助けが必要かといった反省点や、ハンディを持った者を助けている場合は救われるべきなどこの企画に対する改善点がでるなど活発に意見交換されることで、この競技自体も分単位でクオリティが上がり、参加者間の連携も向上していきました。

最後のゲームでは、チームワークが向上した今回の参加者による避難者チームと主催者率いるエモさんチームとの戦いになりました。一戦一戦ゲームをしながらどのように逃げるかを考え続けた避難者チームが見事全員避難所ゾーンに逃げ切り、1番の盛り上がりの中ゲームは終了しました。

災害時の動きはやり直しがきかない現場ですが、こういう集まりの中で日頃から意識を醸成していくことで実際災害が発生した時の動きに大いに活かされていくのではと感じております。

  • ~エモ鬼、体験!part2~

    プレイ後には活発な意見交換がされています

~体験が終わって~

ゲーム終了後、それぞれの体験者からの意見では、
「単純に楽しい!」といった純粋なゆるスポーツとしての楽しみを評価する意見や、今回の防災のイベントとして、
「目の見えない人がここまで大変なのかと感じることができた」、「いざ逃げるときにどう逃げればよいか判断できなかった。事前からの情報整理の必要性を学んだ」、「自然災害に対して即時に判断して避難できるような練習になる」と言った好印象な意見が次々と伝えられました。また、参加者の皆さんは参加中も終わった後もとてもニコニコ笑顔でいたのがとても印象的です。
主催者側からも今回の主旨と合わせ、
競技をしながら競技自体が皆さんの意見でアップデートされていくことや、エモさんという自然災害側の立場に立った意見・考えが出てきたことへの驚きや、災害弱者の立場に立って考えること、その場で起きたことへの瞬時の判断力醸成にこのスポーツが大いに役に立つのではと再認識することができたというお話をいただきました。

また、これまでのゆるスポーツに較べてゆるくはないスポーツとなったが、防災訓練などなかなか面倒くさがりで参加しないような方でも気軽に参加でき、純粋に楽しみながら体験することで教科書などでは学べない防災意識醸成に寄与できることがなによりの価値だという話もいただきました。

これからの防災には今までの取り組みとは異なった防災団体だけではなく色々な団体を巻き込んだ取り組みが必要になるのだと感じた一日となりました。

今後様々な場所でこの競技が行われ、皆様の防災に対する向上が見られることが楽しみです。

  • ~体験が終わって~

    みんなでEMO-ONIのEマーク(当日参加者の方々)

~制作~

スポーツクリエイター:江國翔太、高橋鴻介、大瀧篤
エンジニア:江國翔太
デザイナー:高橋鴻介
共同開発:一般社団法人防災ガール
photo by Kenji Mori

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一般社団法人防災ガール
http://bosai-girl.com/

世界ゆるスポーツ協会
https://yurusports.com/

  • ~制作~

    制作者の世界ゆるスポーツ協会と一般社団法人防災ガールの皆様