災害への備え

災害に備える防災豆知識~vol.3~ 役立つ防災グッズ

第三回目の担当は中舘です。 9月1日は防災の日ですね。みなさん自宅には防災グッズを用意していると思いますが、この機会に見直しをはかってみませんか?今回は避難所生活に少しでも役立つグッズの紹介をしたいと思います。

あなたも避難者になるかもしれない

東日本大震災では、地震発生から3日目がピークで約45万人強が避難所で生活をしました。今後想定されている南海トラフ巨大地震では約290万人、首都直下地震では500万人もの人が避難所生活を送ると予想されています。最近では、地震以外に豪雨や台風等の自然災害も増加しています。あなたも他人事ではありません。

  • あなたも避難者になるかもしれない

    東日本大震災時の避難所を再現した段ボールで仕切られた部屋(いわき・ら・ら・ミュウ 東日本大震災展)

避難所の困りごと(一部)

私も実際に避難所生活をしたことがないので、知人から聞いた話やネット情報から探してみました。ほんの一部ですが以下のような困りごとがあったそうです。

 ・寒さ(暑さ)⇒東日本大震災は3月で、当日は雪が降るくらい寒い日でした。ストーブを炊いても体育館は広いため暖まりにくく、毛布も十分にいきわたりません。また床が板張りのため堅く、底冷えし、寒さで寝られないという人も多かったそうです。災害の時期にもより課題は異なり、夏はおそらく暑さが問題になることでしょう。停電していればエアコンはつけられませんし、仮にエアコンがあったとしても人の多さで涼しくなることは難しいでしょう。熱中症にも注意が必要です。

・プライバシーがない⇒一人当たりのスペースは布団1枚敷ける程度とかなり狭く、もちろん壁はないため自分だけの空間を持つことが難しいです。周りの音や就寝時の明かりなど、自分の思うとおりにならないためストレスがたまります。

・トイレ⇒水道が止まるためトイレは使用できないと考えたほうが良いでしょう。東日本大震災ではトイレに汚物がたまり、外に穴を掘って用を足すなど衛生面での問題も多かったようです。また仮設トイレなどは和式が多く、お年寄り等には非常に使いづらかったという事です。

・ペット⇒熊本・大分地震でもペットについては大きな問題となっていました。避難所に入れることができないので、車で寝泊まりする方がよく報道されていました。避難所のペット預り所もあるようですが、まだまだ少ないのが現状です。

避難所では新聞紙がが活躍する!①

避難グッズに新聞紙を入れると考えていない人が多いと思いますが、新聞紙は災害時に惜しみなく使えるアイテムのひとつです。ゴミの日に新聞紙を全て捨ててしまうと、いざ大地震が起きたときに空っぽだったということになってしまいます。新聞紙はさまざまなことに役立つのである程度たまったら一部を捨ててとっておきましょう。このような情報は現時点では不要と思いますが、実際に避難する立場になったら役立つこともあるかもしれませんので、頭の片隅にでも置いておいてくださいね。

~避難所での新聞紙の活用方法~

① 暖をとる
・新聞紙そのものが保温の質が高いので、掛布団の代わりに何枚も掛けて寝たり、上着の代わりに肩口から羽織る等で暖を取る事が出来ます。

・くつ下を履いた上から新聞紙を一枚ほど巻きつけておくだけでも大分違います。一見するとゴワゴワして気持ちが悪いかもしれませんが、有事の際はこれだけでも足元を温める事が可能です。

・上半身、特に腹部の段を取りたい時はまず新聞紙をお腹に巻きつけます。
 これだけでも良いのですが、ラップがあれば更に上から巻きつけておくと暖も逃げずに効率良く温める事が可能です。

・空のゴミ袋の中に沢山新聞紙を丸めて入れましょう。その中に足を突っ込むと簡易的な炬燵の様になります。
避難所の床が固いので、ごみ袋に新聞を丸めて入れたものの上に寝ると簡易ベッドにもなります。

  • 避難所では新聞紙がが活躍する!①

    試してみましたが暖かかったですよ。寝るときに敷けば簡易ベッドにもなります。

避難所では新聞紙がが活躍する!②

② トイレの用足しに
吸収性の高い紙質を活かし、用を足す際に水分を染み込ませ吸収剤として活用することができます。段ボール、バケツなどにゴミ袋をかけて新聞紙を入れて用をたしたら袋ごと捨てます。ペット用シーツをゴミ袋に敷いておくと、漏れてしまうのを防げます。また新聞紙の代わりに猫のトイレの砂などでも代用可能です。

③ 骨折時の添え木代わりにする
骨折をした場合は患部に添え木と呼ばれる板状の物を付けるのが一般的です。
避難先で骨折をした場合は、その板代わりに新聞紙で束を成形して添え木代わりに患部を固定する事も出来ます。

④  お皿替わりに
折り紙のように折れば、紙食器が出来上がります。普段の皿や紙皿がなくても、家族で食事を分け合うことができます。ラップを敷いたり、ポリ袋を重ねて使いましょう。

  • 避難所では新聞紙がが活躍する!②

    ラップを敷いたり、ポリ袋を重ねればこぼれる心配もありません。(ポリ袋がおすすめです)

その他にあったらいいもの

過去に避難所で役立ったものを調べてみました。ラップは皿の上に敷けば水がなくても使い捨てれば衛生的です。
アルミホイルはそのままお皿代わりになります。大きなゴミ袋は頭を通す穴を開ければ雨具や防寒着として使えます。
耳栓、アイマスク、ガムテープ&油性ペン、消臭剤などもあると便利と書かれていました。

災害時に便利なアイデアもあるので、調べてみるのもオススメです。
※NHKのサイトにはいろいろ情報が掲載されていたのでぜひチェックしてください!
http://www.nhk.or.jp/sonae/douga/jishin_hinan.html

ページトップへ