未来へ進むとうほくリポート

このページをSNSでシェアする

JA新ふくしま

どこよりも“あんしん・安全”を目指して

JA新ふくしま

福島駅から車で約10分。福島市中央部から山形県、秋田県へと続く国道13号線沿いにある「JA新ふくしま」。
その「JA新ふくしま」が運営している農産物直売所「ここら」は福島市内に7店舗あり、生産者会員も約1300人。本当の意味での「あんしん・安全」な農作物が「ここら」にありました。

商品のおすすめレポートはこちら

直売所の商品は新鮮さが自慢

台風が去った翌日だからだろうか、この日は少し風が強く薄着では肌寒い取材日となったが、元気な生産者の渡邊さん、JA新ふくしま営農部直販課の鈴木さんに出迎えていただきました。
生産者の渡邊さんは昭和9年生まれの79歳。「農家も長いけんどぉ、人間商売も長いんだぁ」などと、時折笑いをとりながら、和やかな雰囲気で話してくれました。
渡邊さんは奥さんと買物に出かけると必ずスーパーの商品を眺めるという。
「スーパーなみに品質を揃えたい」。そう思っている渡邊さんは、全国から集まるスーパーの商品を見てパッケージの工夫や品質のバラつきなど、勉強しては生産者同士で話し合い販売に活かしているそうです。
「農協も細かな指導をしてくれるようになり、若い後継者たちもお互い助け合って農業をやっている」。若い後継者が増えてきたことも渡邊さんにとっては未来への明るい希望となっていることでしょう。
「○○さんの商品ありませんか」と店内でお客さんに聞かれることもあるそうです。
「生産者にとって消費者から名指しで商品を購入してもらえるほどうれしいことはない。1人でも多く名指しで商品が売れるような生産者が出てくれば、もっともっとよくなっていくと思う」と話す渡邊さんは消費者のことを第一に考え、美味しい野菜を作るために今日も畑仕事に精を出している。

国道13号線沿いにある緑と白の建物

ページトップへ

1年前倒しのうれしい誤算

JA新ふくしまが運営している農産物直売所「ここら」。
「ここらで一服」から付けた名前で、福島市に7店舗ある直売所にはすべて「ここら」という店名が付いています。果物、野菜など48種類以上。品目ともなれば相当な数になるほど店内には色彩豊かに新鮮な農産物が並んでいます。
「平日でさえも9時半オープンなのに9時には行列ができていて、もう昼過ぎには野菜や果物がほとんどなくなってしまう状態なんです。最近は子ども連れの若いお母さんも増えてきました」とうれしそうに話すのは、JA新ふくしま営農部直販課の鈴木さん。
“謂れなき価格下落”。生産者を苦しめてきた無言の重圧から2年が過ぎ、売上は以前の8割にまで回復してきたそうです。ここまで辿り着くまでの農協や生産者、関係者の努力は私たちには計り知れないものがありました。
「生産者の方が1か月おきにモニタリングをし、毎日日誌をつけるなど、品質管理を徹底してきた。すべてバーコード管理され、バーコードがなければ出荷はできない。農協から出荷される農産物はすべて“安全なもの”。これだけ徹底しているのは福島以外どこもないと思う」と鈴木さん。知ればこそ「JA新ふくしま」から出荷されている農産物の“安全”が見えてきました。

毎日休むことなく稼働している

ページトップへ

出荷される農産物はすべて“安全なもの”

「JA新ふくしま」では食品に含まれる放射性セシウムの検査を通らなければ出荷しないという徹底した管理をしている。実際に「モニタリングセンター」を見せていただきました。
「モニタリングセンター」に入ると30台はあるだろうか、ノートパソコンとその下に円柱の形をしている、見るからに重たげな物体が整列していました。
その物体こそが“放射線測定装置”であった。こちらの「モニタリングセンター」に置かれている“放射線測定装置”は5種類あり、多い日で1日400体もの検査を行っているそうです。
「ここに来ていただいた方には“福島のものは安全”とわかってもらえるが、まだまだ“福島産”というだけで避けられてしまうのが現状」と残念そうに話していました。
「今後もこの取組みを継続することで“福島県産は安全”とアピールしていきたいです」。その言葉と取組みを全国に知ってもらうことが復興への架け橋になると思っています。
この想いを知ってか知らずか、青空に架かった虹が私たちを見送ってくれました。

昼過ぎには売り切れ続出

ページトップへ

復興への架け橋

ページトップへ

JA新ふくしま

JA新ふくしま

住所:〒960-0185 福島県福島市北矢野目字原田東1-1
電話番号:024-554-5500

URL:http://www.shinfuku.jp

このページをSNSでシェアする

最新の記事

ピックアップ

ページトップへ