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岩手・三陸海岸 やすらぎの宿 廣洋館

震災を経て営業を再開した大船渡三陸町やすらぎの宿

岩手・三陸海岸 やすらぎの宿 廣洋館

震災による被害から、2013年7月1日に営業を再開した大船渡市三陸町にある「岩手・三陸海岸 やすらぎの宿 廣洋館(こうようかん)」。
壁の丸い窓から1つだけぽつんと明かりが見え、まるで、太平洋に浮かんでいる満月のようにも見えます。ロビーには、オーディオセットから音楽が流れ、座り心地のよいソファーからは三陸の海が一望できます。
まさに、やすらぎの空間。
心も体もリフレッシュできる宿、廣洋館の熊谷立志(くまがいたつし)社長にお話をうかがいました。

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三陸海岸の季節感を伝えていきたい

廣洋館では東日本大震災の津波の被害はなかったものの、地震により一部が壊れ、2012年8月から解体を行い2013年5月末に建物が完成しました。
その後、内装など1か月の準備期間を経て2013年7月1日にグランドオープンをしました。

「三陸海岸のよいところは『季節感』です」。
「季節感を出すために料理などを工夫します。しかし、黙っていても季節で変わるものがあります。それは『魚』」。
「魚自体が季節感を出している。そこが三陸海岸のよいところ」だと熊谷社長は熱く語ってくださいました。

三陸を熱く語る熊谷社長

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津波の怖さの伝承が命を救った

三陸町のこの地域では、震災時の怪我人も、亡くなった方もいなかったそうです。
お年寄りが多かったのですが、ずっと伝え継がれた\\\\\\\\\\\\\\\"津波が起きたときの教え\\\\\\\\\\\\\\\"を守って行動したからといわれています。
「とにかく周りを見て高いところに逃げる。高いところに着いたら、さらに高いところに逃げる。これだけの単純なことなんです」。
と、熊谷社長。

「津波の怖さを代々伝え、浸透してきた三陸町だからこそ死亡者、行方不明者とも出さずに乗り越えてきたのです」。

満月のような窓が印象的な外観

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離れていった人々にふるさとの今を伝えたい

犠牲者こそ出しませんでしたが東日本大震災により、地元を離れ県内外に避難していった人は数知れません。
「最終的には若い人たちが戻ってくるまちになればいい」。
「仕組みまでというと大げさですけど、戻ってきてくれるような雰囲気を作っていかなければならないでしょうね」。

復興へむけてまちづくりに励む姿を発信することで、「離れていった人々にふるさとの今を伝えたい」というそんな想いが廣洋館再開の源になっているのです。
これからの三陸について、震災について、宿について、時おり笑顔を見せながら熱く語ってくれた熊谷社長は、廣洋館のスタッフとともに、これからもまちを見守りながら復興へと進んでいきます。

廣洋館前の三陸の景観

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海を一望できるロビー

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岩手・三陸海岸 やすらぎの宿 廣洋館

岩手・三陸海岸 やすらぎの宿 廣洋館

住所:〒022-0211 岩手県大船渡市三陸町綾里字白浜95
電話番号:0192-42-2650

インタビューの模様はこちら → http://779.jp/sanriku_reports/1774/

URL:http://www.koyo-sanriku.com/

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