旅して応援

日帰りで満喫! 癒しの浦戸諸島

日帰りで満喫! 癒しの浦戸諸島

日本三景のひとつとされる松島湾。波に侵食され複雑な形をなす250を超える島々が、風光明媚な景色を描きます。中でも湾口部にあるのが浦戸諸島。桂島をはじめ、野々島、寒風沢島、朴島の4つの島には集落があり、島ならではの文化やゆったりとした暮らしが息づいています。仙台からのアクセスは2時間程度で、日帰り旅にもぴったり。浦戸諸島の見どころを、野々島と寒風沢島を中心にご紹介します。

詳しくはこちら

プロジェクトリポート

おすすめレポート

観光地ともリゾート地ともまた違う、美しくありのままの島の風景を楽しめます!

おすすめする人

チームレインボー
内藤 宣仁

内藤 宣仁

島民の貴重な足、市営汽船に乗って島歩きへ出発!

浦戸諸島へのアクセスは、塩釜港にあるマリンゲート塩釜から出ている塩竈市営汽船を使います。通常時は往復で1日6便。島の人が市街地へ買い物に出かけたり、島外に住む子どもたちが島の小中学校に通うのに使ったりと、交通インフラとして重要な役割を果たしています。

汽船は1時間半~2時間ごとに出ています。事前にWebサイトなどで運行状況の確認を。

ページトップへ

汽船に揺られることおよそ20分で、最初の停留所である桂島に到着。汽船は野々島、石浜、寒風沢と順に回ります。終点の朴島までの所要時間は約55分です。

汽船の上には行き先案内が。まるで路線バスのよう。

ページトップへ

史跡、浜辺、椿のトンネルーー見どころいっぱいの野々島

野々島漁港に停まる汽船を迎え入れるのは、柏木島という複雑に入り組んだ小さな無人島です。岩の上には木や草が茂り、ウミネコの生息地となっています。繁殖期の春先には、ウミネコたちでとってもにぎやかになるそうです。

港の奥に見える小さな島が柏木島。この島のほか、周辺には大小の島々が見られます。美しく重なる地層を眺めるだけでも面白い!

ページトップへ

島を散歩していると目に入ってくるのが、小さな洞窟の数々。地元では「ボラ」と呼ばれ、野々島周辺で多く見られます。過去には密貿易で成功した島民が巨万の富を蓄えるのに使ったという伝説もありますが、ボラがいつ、どのような目的でつくられたのかははっきりしないそうです。今は資材置き場に使われています。

ボラは海に面していて、船でなければいけないところにも見られます。

ページトップへ

赤い鳥居と朱色の屋根が印象的な熊野神社は、大国主神にあたる大巳貴命(おおなむち)が祀られています。御神像の奥には厨子入りのキリシタン像があり、隠れキリシタンが拝んだものと言われています。

裏山の道沿いに赤い鳥居を構える熊野神社は、ミステリアスな雰囲気を漂わせています。

ページトップへ

山道を歩いていると、自生するヤブツバキが。春には花が満開になり、椿のトンネルができるといいます。また、山道を抜けたところにある墓地の入口には、夜泣き地蔵と六地蔵があります。お願いすれば子どもの夜泣きが治るという言い伝えが今も残っています。

椿のトンネルは浦戸諸島に春の訪れを告げます。3~4月が見ごろのピーク。

ページトップへ

2つの半島に挟まれた宇内浜は、野々島でもとびきりのスポット。干潮時には対岸の島と陸続きになるそうです。

潮の匂いに誘われ細い道を抜けると、一気に海が広がります。

ページトップへ

寒風沢島に滲むゆったりした日常感

4つの島の行き来には、汽船のほか誰でも無料の渡船を使う手段があります。野々島小中学校の近くには、寒風沢島や朴島を結ぶ渡船乗り場が。船頭さんにお願いして、連れて行ってもらいましょう。

対岸には寒風沢島がすぐのところに見えます。数分のクルーズを楽しもう!

ページトップへ

寒風沢島漁港を降りて集落を抜けると高台に。見下ろすと湾があり、季節によっては牡蛎や海苔の養殖が見られるかもしれません。さらに集落のはずれには、六地蔵が祀られています。
また、寒風沢島の南部は湿原や田園が見られる地域。島には川がないため、稲作では雨水や雪解け水など天水が貴重な水源となります。高齢化により米をつくる農家が少なくなり、田園は島内でも貴重な光景。農道には牡蛎の殻が敷き詰められ、白と緑のコントラストがとても美しいです。

ひっそりとたたずむ六地蔵。

ページトップへ

桂島、朴島でも豊かな自然を味わう

塩竈港からもっとも近く、東西に長くのびる桂島は、ハイキングにぴったり。西海岸には断崖が続き、周辺の島々を眺めるスポットがいくつもあります。浦戸諸島の有人島ではもっとも小さな朴島は、菜の花栽培が有名。離島の特色を生かし、他の品種との交配を避けた育て方をしているそうです。4月には、畑一面が黄色い花で広がります。

花といえば、浦戸諸島には野々島のラベンダー畑や各島の海岸に咲くハマナスなど、季節ごとに見どころがいっぱい。道端では小さな野花たちが、私たちの目を楽しませてくれます。

独特の時間が流れ、いわゆる観光地とは違った魅力がいっぱいの浦戸諸島。とっておきの島時間を満喫してください。

海沿いを少し歩くだけで都市部では見かけない花に出会うことも。夏にはハマヒルガオやハマナスを見ることができます。

ページトップへ

詳しくはこちら

プロジェクトリポート

最新の記事

ピックアップ

ページトップへ