気仙沼のソウルフード「気仙沼ホルモン」を手軽に味わう
2016.11.11
昭和11年気仙沼に創業した亀山精肉店。東日本大震災でお店が流されてしまいましたが、復興商店街で仕事を再開し、平成26年8月には新店舗を構え、今では来店客や電話対応で休む間もないほどの人気店になりました。 亀山精肉店では家庭で手軽に調理できる「亀山ホルモン」を提供しています。
遠洋漁業のまちから生まれたB級グルメ
宮城県気仙沼市で古くから愛され食べ続けられている気仙沼ホルモン。
気仙沼にはもともと、屠殺(とさつ)場があり、新鮮なホルモンがすぐに手に入ったことが由来としてあります。船で魚ばかり食べていた漁師さんが、お肉を安くおなかいっぱい食べたいといったところから需要があり、港町付近には昔からホルモン屋さん(飲み屋)がたくさんありました。
船での野菜不足を補うために、キャベツの千切りと一緒に食べていたと言われております。
「亀山ホルモン」人気の秘密
ホルモンは宮城産および岩手産豚の小腸、大腸、レバー、ハツ、タンを使用。
気仙沼市内で製造している仙台味噌をベースに、男山・両国という2つの地酒や気仙沼で採れたたまねぎ・りんごを使いタレを作っています。
果物を多く使い、よりコクのあるタレに仕上がっているのが亀山ホルモンの特徴です。
東北産のホルモンを地物で作ったタレに漬け込んで製造します。
前沢牛・仙台牛が食べ比べできるお店
亀山精肉店は、和牛の専門卸から始まりもともとは遠洋漁業の船に長い航海分のお肉を積むのがメインの仕事でした。今は市内の居酒屋・レストラン・ホテルスーパーへの精肉・気仙沼ホルモンの卸がメインとなります。
気仙沼という土地柄、前沢牛(岩手)・仙台牛(宮城)の牛肉が同時に食べ比べできます。ステーキ用、すき焼き用等ご贈答も承っております。
「亀山ホルモン」はまだ宮城県内でしかあまり売れていません。将来は全国の百貨店、スーパーに卸せる商品にしていくことを目指しています。
店舗情報
亀山精肉店
〒988-0053 宮城県気仙沼市田中前1-3-7
電話 0226-22-0355
FAX 0226-22-1511
営業時間 AM9:00~PM6:00
定休日 毎週日曜日
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