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[ふるさと納税]自家経営する養鶏場のこだわり卵で、東北代表スイーツを目指して

2022.03.10

自然卵のクレープ

南三陸町で移動販売車によるクレープ店を始め、材料の卵にこだわって養鶏も始めてしまった大沼あかねさんご一家。良質な卵から作られるクレープやプリンが好評で、仙台市に店舗もオープン。移動販売車でクレープを販売しながら、南三陸町のふるさと納税の返礼品としてプリンやチーズケーキも出品しています。

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店舗のほか、移動販売車でも販売
北海道には姉妹店も

仙台市五橋のスイーツ店「自然卵のクレープ」。自家農園で採卵するこだわりの卵「卵皇(らおう)」を使用したクレープやプリン、チーズケーキは、添加物を使用しない素朴で自然な味わいが好評です。

クレープ画像1.JPG

「卵皇(らおう)」から作られるもっちりした生地としっかりとしたクリームが特徴のクレープ。
ドコモが開催する東北復興マルシェにも出品して頂き、いつも大好評です

クレープは店舗のほか、移動販売車でも販売。移動販売車は「自然卵のクレープ」のルーツだと経営者である大沼あかねさんは言います。
「もう20年以上前ですが、南三陸町のお祭りでたまたまクレープ店を手伝ったときに、町の人たちがとっても喜んでくれたのがうれしくて、いつか自分でクレープを販売したいと思いました。何年かして、移動販売なら始められると思ってキッチンカーを購入してクレープ店を始めました」

当時、経営者として自ら移動販売を行う女性は町では珍しく、あっという間に話題に。クレープのおいしさだけでなく、大沼さんの人柄に魅了される人も増え、自分で何かを始めてみたいという思いを持つ女性たちが、いつしか大沼さんの周りに集まるようになりました。
「こだわりのクレープづくりを広められるのもうれしいのですが、うちで経営を学んだ人が店舗や移動販売を始めてくれるのがとてもうれしいです。人がいきいきしている姿を見ると元気をもらえます」と大沼さんは言います。移動販売車画像1.jpeg

「自然卵のクレープ」の移動販売車。大沼さんの長女、次女もそれぞれ販売車を出しているそう。
仙台でのルートや開店予定はTwitterで公表中。https://twitter.com/sizentamago2004

「より良い商品を」という思いから考え始めた養鶏業に
震災がきっかけで着手

「自然卵のクレープ」のスイーツに使用されている卵は、自家農園の養鶏場で採卵されます。養鶏場を手がけるのは大沼さんの夫、清功さん。もともと養鶏業をしていたわけではなく、「クレープを買ってくれるお客さんにもっと喜んでもらいたい」という思いが材料のこだわりになり、養鶏業につながったのだそうです。
「移動販売を始めてまもない頃、会社員をしていた夫との何気ない会話の中で、自然卵でクレープを作ってはどうかという話題が出ました。食品の添加物も問題視され始めた頃で、安心の材料でクレープをつくったらお客さんに喜んでもらえるね、と。でも当時、県内にも自然卵を手がけているところはなくて、なんとなく自分たちで養鶏場を営むことを考え始めました」

そんなとき、東日本大震災がやってきました。南三陸町が受けた被害は甚大でした。巨大な津波が一瞬にして町を飲み込み、多くのものを奪っていきました。600名近くの命が失われ、200名を超える人が行方不明となり、3000戸を超える家屋が全壊しました。
「幸いなことに家族は全員無事でしたが、家も流され、何もなくなってしまいました。たくさんの人が亡くなって、しばらくはショックな状態でしたが、何もなくなったからこそ、前に進むしかないと思えるようになりました。そこで、前からぼんやり思っていた養鶏を学ぼうとリサーチを開始して、一家で北海道に移り住んだのです」

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写真は、北海道で昨年新装オープンした自然卵のクレープ 南円山店(2021年3月末に江別市の店舗を閉店し、2021年9月に札幌市中央区にリューアルオープンしました)

鶏舎を手作りし、養鶏をスタート
自然に向き合ってスイーツづくりを

北海道に移り住んでから約2年。ご実家の事情で南三陸に戻ることになった大沼さんご一家。このときもまた、前に進むしかないと思ったと大沼さんは言います。

「北海道で学んだ養鶏業は想像以上に過酷でした。これを自分たちでやるのは大変だと思いましたが、南三陸に戻ってきたのだから、もう先に進むしかなかった。土地もまっさらになっていたので早速鶏舎を作ってしまおうと、夫が手作りで鶏舎を建てました」

できあがった広々とした鶏舎にまずは50羽の鶏を仕入れ、鶏が自然に走り回ることのできる平飼いという手法で「自然卵農園」をスタート。近隣でとれる野菜や海産物を配合した飼料を与え、薬剤を使用せずに飼育し、2022年で養鶏場創業9年を迎えました。

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広い鶏舎で自由に走り回る地鶏たち

いつか、南三陸を代表するスイーツを

「なるべく自然に近い環境で育てているので、採卵数は安定しません。そこが自然養鶏の難しいところですが、卵の質はとにかく格別なんですよ。殻が硬く、卵黄はきれいなレモンイエローでしっかりと引き締まり、卵白も硬く締まっていて、これでつくるクレープ生地やプリン、クリームは本当においしいんです」と大沼さん。

そんな大沼さんご一家の愛情がたっぷりつまったこの卵は、本来であればなんと1個200円の販売価格になるそうです。sizentamago7.JPG

採卵した卵は硬くしっかりとした卵白、レモンイエローの卵黄が特徴。「卵皇(らおう)」という表品名で販売もされています(採卵数に限りがあるので販売を休止している場合もあります。)

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材料の「卵皇」に臭みがないのでバニラエッセンスは不要。素朴な味わいの無添加プリン

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「卵皇」でつくるチーズケーキ。ほろほろ食感で、卵本来のおいしさが際立ちます

現在は、南三陸町のふるさと納税の返礼品として、プリンとチーズケーキを出品しており、大好評。全国の人に食べてもらえる機会ができてうれしいと大沼さんは語ります。
「いつか、南三陸を代表するスイーツがつくれたらいいなと思っています。東北のスイーツとして誰もがすぐに思い浮かべられるような、そんな商品をつくりたいですね」

大沼さんのプリンとチーズケーキは、南三陸町のふるさと納税でぜひチェックしてみてください。プリンは自社サイトからも注文できます。
自然卵農園HP https://sizentamago.jimdofree.com/

▼返礼品のご購入はこちらから
ふるさとチョイス
✔[№5233-0002]自家農園の自然卵「卵皇」のプリン 6本入り
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/04606/4969867
✔[№5233-0001]自然卵「卵皇」使用 たつがねケーキ~カスタードチーズケーキ~ ほろほろ しっとり
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/04606/4969866

楽天ふるさと納税
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https://item.rakuten.co.jp/f046060-minamisanriku/52330002/
✔自然卵「卵皇」使用 たつがねケーキ~カスタードチーズケーキ~ ほろほろ しっとり
https://item.rakuten.co.jp/f046060-minamisanriku/52330001/

関連するサイト

南三陸町 ふるさと納税返礼品サイト
https://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/index.cfm/8,20036,41,html

宮城県南三陸町
自然卵農園株式会社

自然卵農園HP
https://sizentamago.jimdofree.com/
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