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「千年希望の丘」応援商品 千年続く緑の丘をイメージした、ほうれん草入りの「千年カレー」と希望の太陽をイメージしたトマト入りの「希望カレー」

2014.07.24

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩沼の沿岸部に「千年希望の丘」を整備するため、本格的なインドカレーを追求する「にしき食品」が応援商品を開発しました。ほうれん草入りの「千年カレー」とトマト入りの「希望カレー」、どちらも日本では珍しいチーズ「パニール」が具材として使われています。収益金の一部が「千年希望の丘」整備のために寄付されるこの商品。この機会にぜひ味わってみませんか?

「岩沼市へ恩返しがしたい!」という気持ちで作った、こだわりの本格カレー

「通常なら3~4か月かかるところを、震災から1か月以内にライフラインを復旧してくれた。岩沼臨空工業団地復興の必要性を理解して下さった岩沼市長には感謝しています」と話す菊池社長。岩沼市に恩返しをしたいという思いを抱いていた菊池社長は、岩沼市の担当者から「千年希望の丘を応援するカレーを開発できないか」という話を聞いたときに、ぜひ協力したいと思ったそうです。そして、依頼から2か月で完成させたのが、ほうれん草をベースにした「千年カレー」と、トマトをベースにした「希望カレー」でした。
にしき食品では、毎年数名の社員がインドでの研修に出かけて商品開発にあたっています。「本物を作る」(現地の味を作る)という信条のもとに開発された自社商品にはたくさんのカレーの商品がありますが、どれもまさに現地の味!「千年カレー」「希望カレー」のベースとなったのは、こだわりの具材を使用したインドカレー「パラックパニール」と「パニールマッカニー」 でした。

recommend_image1.jpg素材の味を生かした美味しいレトルト食品を探求している菊池洋社長

recommend_image2.jpg「千年カレー」「希望カレー」のベースとなったインドカレー

「パラックパニール」と「パニールマッカニー」

県内の酪農工場との協力で生まれたチーズ「パニール」

ご当地カレーというと、その土地で取れた特産品を具にしたものが一般的ですが、「それでは面白くない」と思った菊池社長。このカレーには、日本ではあまり見かけないインドのカッテージチーズ「パニール」が使われています。普通のチーズをレトルトカレーに加えると溶けてしまいますが、パニールは溶けずに残ります。このパニールを使ったインドカレーが「パラックパニール」と「パニールマッカニー」です。この2つのインドカレーを食べやすくしたものが、「千年カレー」と「希望カレー」なのだそうです。
ある日、インドでパニールの作り方を聞いてきた社員が、工場の鍋で試作してみました。食べてみるとコクがあってまろやかでとても美味しかったので、すぐに「これでカレーを作ろう」と決まりましたが、生産ラインで作るためには400キログラムのパニールが必要だったのです。
そこで、同じ宮城県内の酪農工場へ相談し、チーズを作ってもらうことに。
レシピを伝えてから10か月後、苦労の末、国産パニールが完成し、「パラックパニール」と「パニールマッカニー」の生産がスタート。
その翌年、千年希望の丘の話を聞き、日本風にアレンジした「千年カレー」と「希望カレー」が誕生しました。
「震災後、乳製品がなかなか売れない時期が続いたので、このパニールの開発も復興支援になったのではないでしょうか。ですからこれは、ただ作ったカレーではありません。ほかで作ろうと思っても作れないカレーを作りたい、こだわって作った商品を千年希望の丘のPRに役立ててもらいたいと思って開発した商品なんです」
企業としても、「千年希望の丘」事業を応援したいと思い、にしき食品では「千年カレー」「希望カレー」の収益金の一部を寄付することにしたそうです。
菊池社長の復興にかける想いや、具材へのこだわりが詰まっている逸品です。被災地へ想いを馳せながら、味わってみてはいかがでしょうか。

recommend_image3.jpg7大アレルゲンフリーのカレーは、子どもだけではなく大人にも大人気

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