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「北限のゆず研究会」への参画  -地域にあるものを活かした産業創造支援ー

2014.07.31

北限のゆずを陸前高田の地域ブランドとするべく、地域と一体となり活動開始中!

はじまり

岩手県陸前高田市は、津波の大きな被害があった地域です。その陸前高田は、200年の歴史を持つ「ゆず」の北限の地域。無い物を求めるのではなく、地域のあるものを活かした地域振興/産業創造を行っています。2013年6月に岩手県や陸前高田市、地域や産業界を巻き込み「北限のゆず研究会」を設立。地域内外の認知度の向上や商品開発などを行っています。

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北限のゆず

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北限のゆず研究会を設立

しくみ

陸前高田市内には「ゆずの木」が点在しています。
その収穫調整などのとりまとめを「地域の産直」で行い、ゆず狩りのボランティア隊を組織して、ゆず収穫を行います。
収穫したゆずは、地域の社会福祉法人で一次加工(搾汁や皮を使いやすい状態に加工)を行います。地域で北限のゆずを使った商品開発を行ったり、ゆず酒やゆずビール、ゆずを練りこんだパスタなどに加工され「北限のゆず」を使用した商品として流通します。
 ドコモは、商品開発やビジネスモデルの検討などにも参画し、またサイトやFacebookを通じた情報発信の支援を行うなど本研究会を支援しています。

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地域を巻き込んだ生産工程

笑顔のために①

陸前高田では、古くから庭木として「ゆず」を植えてきました。そのため、点在するゆずの木からゆずを収穫するために2012年から「ゆず狩り隊」を組織しています。ドコモの社員だけでなく、岩手県庁や復興庁など幅広いメンバーで収穫体験を楽しみながらボランティア活動をしています。

他の岩手の地域は、気温や日照時間の関係から、かんきつ類が育たないため、ゆず栽培で地域おこしに成功した馬路村へ視察に行ったり、専門家を高知から呼んだり、県の農業研究所の支援なども頂きながら、ゆず園の整備や地域の方にゆずを植えていただくための勉強会なども着手しています。

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岩手県庁の方やドコモ岩手支店など多くの人が参加

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ゆずの木は高く、とげがあるので収穫が大変です

笑顔のために②

「ゆず」があることで、その商品を作り出す笑顔が生まれます。
関連する企業をつなぐことで産業が生まれます。
雇用が生まれ、人が住み、家族をはぐくみ、町ができます。
我々の産業支援は、中長期的な視野に立ち、それぞれが持つ事業や生業を活かしながら持続可能な形で行っています。

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搾汁の工程

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北限のゆずを使った製品

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関係者による記者発表

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