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《無人販売セルフレジシステム》地域の良心が支える コミュニティビジネスの新形態

2015.04.27

地域には都市から失われつつある良心や支え合いの精神が根強く残っています。地域で見かける野菜の無人販売所が事業として成立しているのが一つの証拠です。世界に誇るべき日本人の良心という財産が、コミュニティビジネスの根幹を支えます。

はじまり-導入にあたって-

気仙地域にはリアス式海岸の先端部に漁村が点在しており、交通機関が少なく、車の運転にも不安を感じていることから、買物が困難な高齢者が増えています。
住民間の信頼が厚い小さなコミュニティの長所を生かし、高齢者でも使いやすいタブレットを活用したセルフレジを導入し、低運用コストで生活必需品が購入できる無人販売所を地元企業と連携して運営しています。

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タブレットを活用したレジシステム

しくみ

無人販売所に設置してあるタブレットにはセルフレジ機能のほか、Skypeを活用したタクシー会社への通話機能を備えています。通話機能により住民がタクシーを予約すると、迎車に向かう途中で商品を調達する「ついで」を生かして物流を効率化しています。
なお、商品は地元事業者から調達することにより、地域の経済にも貢献します。

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買い物支援事業の概要

笑顔のために-活動状況-

初めはおそるおそるタブレットに触れてお買いものをしていた年配の方も、複数回の操作体験会を経て慣れるにつれ、友達や孫を連れて来店しています。
また、住民の良心が販売所の運営を支える欠かせない要素であるとの意識は、「公共商店」という新たな概念を生み出しました。住民による住民のための商店。今後も運営をすすめていきます。

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説明会を開催。使い方と操作方法を丁寧に説明

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コンテナ内には日用品が立ち並ぶ

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近隣の住民がよく買い物に訪れる

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