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子どもたちが離れたふるさとを「バーチャル遠足」

2019.01.15

福島第一原発事故により、今もなお立ち入ることができない双葉町。 現在、原発から80kmに位置するいわき市の仮校舎で学ぶ双葉北・南小学校5、6年生に対して、双葉町の今を伝えるテレポーテーション映像授業「バーチャルふるさと遠足」を行いました。

「バーチャルふるさと遠足」授業 双葉町へいってみよう!双葉町を学ぼう!

震災当時、4、5歳だった子どもたちは当時の記憶はほとんどなく、現在15歳未満は立入りが禁止されている「双葉町」へは一度も帰ったことがありません。
そのため、いわき市に避難している双葉町北・南小学校では、現在立ち入ることができない「ふるさと」を学ぶ授業を通常カリキュラムとして学習しています。
今回の「バーチャルふるさと遠足」はその学習の一環として、現地の要望をうけ、ドコモと凸版印刷が共同で11月に実施したものです。

どのような授業?

いわき市の双葉町北・南小学校仮校舎体育館には、凸版印刷が開発したIoA(※)仮想テレポーテーションと呼ぶ大型4Kモニターを設置。
双葉町にある除染作業会社事務所からモバイルカメラを使い、除染作業方法を中継したり、空から町の風景をドローンで撮影し、今のふるさとを確認する授業を通信回線を通して行いました。
※Internet of Abilities

IoA仮想テレポーテーションは本当にその場にいるような臨場感を体感できるものです。ドローンで紅葉した山や海の映像が映し出されると「うわあ」「すごい!」と一斉に声があがりました。

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上空から双葉町の今を中継

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道路の除染方法について学ぶ

子どもたちの反応は?

中継場所にいる双葉町の除染会社や町役場の職員に対して、「町の除染作業がどれくらい終わっているのか」、「震災前に小学生はどれくらいいたのか」など積極的にたくさんの質問をしていました。
また、熱心にノートにメモをとっている子どもたちも多く、関心の高さが感じられました。

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役場職員や除染会社の方々との質疑応答

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役場職員や除染作業員の方々にお礼の言葉を伝え、授業終了です

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