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2018年度ドコモグループ「東北被災地から学ぶ!現場志向の課題解決力養成」研修を実施しました!

2019.01.17

福島県双葉郡楢葉町にて、ドコモ社員を中心に、「東北被災地から学ぶ!現場志向の課題解決力養成」研修を実施。課題の最終形として楢葉町の自治体の方に町の課題解決策を提案し、町の未来についてディスカッションを行いました。

研修の目的

避難解除から夏で3年をむかえ、新しい町づくりに歩みだした「福島県楢葉町」にて、社会課題を肌で感じ、課題解決に繋がる提案を行う。
受講後にめざす姿

  • サービスを受けるお客様のニーズを察知し、それに応えられるようになる
  • ドコモが社会課題に取り組む意義を実体験の中で理解する。

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最終日の提案後の集合写真(聴講頂いた方々も一緒に)

Day1キックオフ:現地訪問の前の準備

一度も現地に訪れた事がない受講生が現地入りする前に、受講の温度感をあわせておくために実施している東京でのキックオフ。今年は、楢葉町役場から職員を招き、復興の状況、今後の町の方針、取組施策などについてプレゼンいただき、現地訪問前に「生の声」を聴き、現場感に接し、現地の課題を探索するヒントを早い段階で得られ、本研修に対する士気向上に繋がりました。
また、前段では、昨年と同様、心構えやモチベーションアップへも繋がるよう、「留職」プログラムを実施しているクロスフィールズ小沼さんの講演や、昨年度の参加者からの熱いアドバイスを行いました。
その他、事前課題の補足説明、訪問先の紹介、現地訪問前の仮設を立てるグループワークを実施しました。

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楢葉町役場職員との意見交換

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各チームでの議論

Day2&3:仮説検証と現地でのインプット

キックオフにて吸収した情報や事前に立てた仮設をもった上で、現地を生で体験し、課題の本質を見つけ、深く考える為に現地訪問を行いました。
1日目は、町づくりやコミュニティ形成、教育、商業、遠隔技術センターを中心に多くの楢葉町でご活躍されている方々の講義受け、夜は楢葉町職員、町長自ら受講生と積極的に交流を行い、率直な質問や意見交換を行いました。

2日目は、復興の象徴となるJヴィレッジの見学、町の交流の拠点にあっている公民家にて新規事業を取り組んでいる方々(Uターン・Iターン)の講話及びグループワークを実施しました。
楢葉町での現地の様子や課題を目の当たりにし、受け止めきれない様子も少しありましたが、現地の方への期待に応えるべく、提案への本気度・士気が高まりました。

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町を訪問

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交流拠点「木戸の交民家」にて

Day4中間発表:企画中のアイデアのプレゼン&フィードバック

キックオフでの仮説検討、Day2&3に実際に現地で伺った話を踏まえ各チームでテーマを決定し、中間プレゼンを実施しました。キックオフに続き、楢葉町役場から職員の方にお越し頂き、各チームの提案内容に対し、率直なご意見を頂き、活発な議論が行われました。
楢葉町の職員の方に受け入れられた提案もあれば、現地の課題と合致していない提案もあり、一から提案内容を見直す等の危機に迫られながらも、最終の現地発表に向け、気合いが入りました。

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中間発表

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楢葉町役場の職員と議論

Day5&6:現地での提案内容の仕上げ&最終発表

中間発表でのフィードバックを受け、通常業務を行いながら遠隔で議論を重ねてきた受講生。現地では、顔を合わせての更なる議論を重ね、提案内容が楢葉町の課題解決になっているのか、町の方々に受け入れられる内容になっているのか真剣に議論を実施しました。また、楢葉町役場復興推進課の方にお越し頂き、各班の提案内容についてご意見アドバイスを頂きました。
最終発表では、Day2&3で訪問した楢葉町に2018年夏にオープンしたみんなの交流館「ならはCANvas(※)」にて楢葉町町長など来賓を招き、一般の方にもご参加頂く形で実施致しました。

各班とも、楢葉町に寄り添った熱い提案となり、松本町長から、「短時間でこれだけの提案をまとめあげ、企業戦士の素晴らしさを感じた」「凄い」というお言葉を頂戴致しました。受講生が熱心に考え抜いた提案については、実際に、町のお役にたてるよう継続検討しております。

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楢葉町役場の方々と最終提案に向けて最終議論を重ねる受講生

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最終発表と提案内容

関連するサイト

ならはCANvasの記事はこちら
/tohoku/go/0010.html
※本研修の現地コーディネートはNPO法人「TATAKIAGEJapan」さんと連携し実施しております
https://tatakiage.jp/

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