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「スポーツの力でこどもたちを笑顔に!」(立花社長セミナーレポート)

2014.11.12

屋内スポーツ施設建設募金団体
ふくしまのこどもたちが、安心!のびのび!遊べる屋内ドームをみんなの募金で作ることを目指した団体です。同施設(愛称「相馬こどもドーム」(面積:約30m×約40m))は、福島県相馬市に寄贈予定で、この建設に伴う費用を寄附金で募集しています。

ふくしまのこどもたちを取り巻く現状

2013年のオフシーズン。立花社長は福島県を訪問した時、あるお母さんの生の声に触れました。「子供たちが遊ぶスペースがない」「外で遊ばせることに抵抗がある」など、福島では外で遊ぶことに抵抗を示す親が多く、南相馬市の体育館の施設は数か月後まで予約でいっぱいだということを知りました。

また、2014年度の子供の肥満率のデータを見たときに、福島が1,2位を占めているという悲しい現実を知りました。震災前は1位という数値があまりなかったことから、運動するスペースがないという実態と、親が外で遊ぶことを禁止していることが原因なのではと考えられます。幼児期の運動神経がその後の運動神経に関わるというのは数値で証明されていることから、子どもたちが自由に遊べる施設の重要性を感じました。
福島県の知事に「場所さえ用意してくれればこちらで施設を作る」と発言したことが、翌日の新聞に掲載されてしまい、これが本気でドームを創るきっかけになりました。

福島の子どもたちの運動不足が続いています

「TOHOKU SMILE PROJECT」スポーツの力で東北を元気に。

楽天イーグルスはスポーツの力で東北を元気にしたいと思って活動を進めています。
屋内ドーム施設建設にあたっては、選手、チアリーダー、トレーナー等が協力し、試合の時に寄附を募るように呼びかけを行っています。一人当たりの寄附は多くて1,000円くらいというなか、ある日高額な寄附をしてくださったご家族がいました。なぜこんなに高額の寄附をするのか気になり、直接本人にお話を聞いたところ福島県浪江町出身の方でした。『お子様は小学校4年生。震災の影響で「死にたい」と子供が言っていたが、楽天イーグルスの応援を通じて生きる力をもらった。去年の優勝をみて、「将来野球選手になりたい」と言い、今では普通の生活を送れるようになった。だから、感謝の気持ちです』。社長はこのご家族に縁を感じバックヤードにご家族を招待し、選手と写真撮影等おこないました。その翌々週には、そのご家族が分厚い封筒をもってきて「自分の子供がここまで立ち上がれたのは楽天イーグルスのおかげだ」という言葉とともに寄附をしてくださいました。この仕事をして本当によかったと幸せを感じた瞬間でした。

試合前には、立花社長をはじめスタッフで募金を呼びかけ

選手もこの意義を理解し、2013年3月に有料のチャリティートークショーの開催や、新人選手が呼びかけたイベントなども開催し、多くの方に寄附をいただきました。東北を中心に活動をしていますが、新潟、長野などからも呼びかけがありイベント開催をしました。

選手も積極的にイベントを開催し、募金を呼びかけ

相馬こどもドームの建設がスタート

2014年8月31日、福島県相馬市に相馬こどもドームの建設が始まりました。広さは30×40メートル、高さ15メートルあり、フットサルやテニスもできます。小さい子であれば野球をすることも可能です。完成したらオフシーズンには楽天イーグルスの選手による野球教室や、プロゴルファーも募金に参加いただいているのでゴルフの練習等、多目的な施設として活用が期待されます。

子どもたちがのびのび遊べる施設

みなさんへのお願い

この相馬こどもドームは完成した施設は福島県相馬市へ寄贈されます。また、屋内スポーツ施設建設募金団体への寄附は税制上、「国等に対する寄附金」の取り扱いとなります。所得税の確定申告を行うことにより、所得税および住民税から寄附金控除を受けることができます。
またご寄附いただいた感謝の意を込めて、1回のお申込みで50,000円以上ご寄附いただいた方のご芳名または法人名をドーム入口のネームプレートに刻み、完成後の屋内スポーツ施設に顕彰させていただきます。
自分自身も過去に寄付をした際、実際にお金がどう使われているのかよくわからなかったので、このような形で見えるようにしています。

相馬こどもドーム建設の目標は2億円。多くの方に賛同していただき現在約1.7億円(2014年10月末現在)寄附が集まっています。みなさん、一緒に大きなムーブメントを起こすためにご協力をお願いいたします。

NTTドコモ東北支社にてセミナーを開催

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