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福島県 相双の文化と元気をたくさんの人に感じて欲しい!

2015.10.20

サムライフェス実行委員会
南相馬には、雲雀ヶ原祭場地という広大な草原の競馬場があります。毎年一度7月の下旬に、ここで「野馬追」という馬を使った「甲冑競馬」や「神旗争奪戦」が行われます。この巨大なフィールドで、手作りの甲冑を着けて、スポーツのようなチャンバラ試合を行います。 合戦飯を模したお弁当の販売も行います。気分は戦国時代にブッ飛んで、雲雀ヶ原の1日をお楽しみください。

サムライフェスってなんですか?

私たちは実行委員会は福島県南相馬市の「観光産業」という視点から、この街のために何かできないか考えていました。そこで、一番に思いついたのが1000 年以上の歴史がある「相馬野馬追」でした。 南相馬には素晴らしい伝統文化があり、相馬野馬追を中心とした「武士・馬文化」が地域に深く 根付き、長いあいだ地元の人々の日常として親しまれてきました。その素晴らしい文化を手作りの甲冑を着けて、スポーツのようなチャンバラ試合で体験し、感じることができるのがサムライフェスです。
私の家も代々「相馬野馬追」に参加しています。祖父は侍大将として神事に参加したこともり、馬に乗り家から出陣する祖父は、私にとって憧れでした。

今の福島を「見る」のではなく「感じる」ことで伝えたい!!

相馬野馬追は震災の翌年には地域の強い思いで復活したんです。
でも、相馬野馬追祭は本来、歴代相馬家当主が、相馬の地を守るために続けて来た神事なんです。
観光する祭りではなので、観光客は離れたところから観覧するだけなんです。私たちは、それをもったいないと考えもっと、この素晴らしい文化を人々に身近に知ってほしい。感じて欲しいと思いました。
そこで、「サムライ文化」を観光客に体験・体感してもらえるお祭りをつくるために、私たち高校生と地域の大人の協力でサムライフェスを創ることができました。

2015年5月にはプレイベントを実施

地域の子供たちも甲冑作成のお手伝い

イベントに使う甲冑はすべて手作り。11月1日に向けて急ピッチで 製作中です

私たち(福島)の「元気」「思い」を感じに来てください!!

2011 年の震災後、私たちの住む南相馬市は一時廃墟と化しました。もちろん、本当の廃墟になったわけではありません。人も動物も暮らしていた。ただ、街の中から音が消えた。明かりが消えた。 その後数年が経ち、一連の復旧・復興作業が進みました。行政の努力の甲斐もあり、生活する上で必要な文化水準ま で街の文化は回復しつつあります。震災や原発事故を伝える、そして私たちのふるさとを元気にしたいという使命感でここまでたくさんの方々に協力してもらい。サムライフェスを作ってきました。
是非、私たちのふるさとの「元気」と「思い」を感じに来てください!!

サムライフェス実行委員会 南相馬 原町高校 青田くん

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