ドコモグループ 東北復興・新生支援

笑顔の架け橋 Rainbowプロジェクト

  • HOMEHOME
  • スポーツでできる復興支援のかたち

スポーツでできる復興支援のかたち

2014.08.18

NTTドコモレッドハリケーンズ
NTTドコモレッドハリケーンズはジャパンラグビートップリーグに所属するラグビーチームで、大阪をホームグラウンドとして活躍中です。 社会貢献活動にも力を入れており、発足当初から、ラグビーを通してラグビーの楽しさ、夢を持つことの大切さ、人と人とのつながりの大切さを伝えていくことをミッションに、社会貢献並びにラグビー普及育成活動を各地で実施していました。震災後は、ラグビーを通じて被災地の役に立ちたいと考え、「東北被災地応援プロジェクト」をはじめ様々な復興支援活動に取り組んでいます。

試合毎のMVP受賞者へ、東北地方の特産物をプレゼント

レッドハリケーンズでは、「東北被災地応援プロジェクト」として試合毎に選手間でMVPを選出し、受賞者への賞品にチーム全員で購入した東北地方の特産物をプレゼントしています。
震災後に「ラグビートップリーグとしても何かできないか」と考えたものの、大阪を中心に活動するチームが試合や練習の合間を縫って実際に被災地に行くことは難しく、断念。だったら大阪にいながら少しでも被害を受けた東北地域の力になれないかと考え、2011年にこのプロジェクトがスタートしました。
東北のものをチームのみんなで購入し、試合毎のMVP選手へ賞品としてプレゼント、商品を販売しているお店の情報や選手のコメントを毎週の試合後に公式サイトやFacebookで発信することで、東北の特産物のPRを行っています。

試合毎のMVP選手に東北地方の特産物をプレゼント

被災地の子供たちに夢を持ってもらう

2013年には、『スポーツこころのプロジェクト』の「スポーツ笑顔の教室」に参加しました。「スポーツこころのプロジェクト」は、日本のスポーツ界が一丸となって、震災で被災した子どもたちの「こころの回復」を応援するためのプロジェクトです。子どもたちが笑顔や元気、自信を取り戻し、自身の力や可能性について気付けるよう導くことをミッションとしています。
このプロジェクトに、レッドハリケーンズからも手を挙げた2名の選手を派遣しました。『夢先生』となって子どもたちが学ぶ教室を訪れ、遊びと対話を通してコミュニケーションを図りました。
参加した選手らは、子供たちとの対話を通して自身の競技人生を振り返ることになり、自分の選手としての使命を再確認したそうです。

岩手県宮古市立千徳小学校 緑川昌樹選手

福島県南相馬市立原町第一小学校 内田剛選手

自分たちががんばることで感動を与える

今回取材させていただいた渡辺義己選手は小学校1年生から、笠木大選手は中学生からラグビーを始めたそうです。そんな根っからのラガーマンのお二人が復興支援活動を通じて感じたことは「スポーツを通じてできること」は何かということ。
運動する場所も機会も少ない被災地の子供たちに、一緒に運動する機会を作ってあげることも大事ですが、そんな子供たちに「夢を与える」「自分たちががんばることで感動を与える」ことも自分たちのできることではないかと考えました。
レッドハリケーンズには、神戸で震災を経験したメンバーもおり、また東北にゆかりのある選手も少なくありませんでした。震災当時からそういったメンバーをチームみんなが気にかけ、同じ想いで活動を行ってきました。

今回取材させていただいた渡辺義己選手(右)と笠木大選手(左)

チームのスローガンは『覚悟』

チームスローガン『覚悟』を掲げ、2014年度のトップリーグ1stステージが、いよいよ2014年8月22日から始まります。
「覚悟を決めて試合に臨む」ことはもちろん、練習に取り組む姿勢、試合に出ることのできない選手へのフォロー、そして東北復興に向けて少しでも役に立てるように、と全ての想いを含めた、チームとしての覚悟を表したスローガンになっています。
トップリーグ1stステージは、大阪、福岡、山口、岩手、東京と各地で行われます。応援よろしくお願いします!

大阪・南港にあるレッドハリケーンズのホームグラウンド。ここで選手たちが日々トレーニングに励んでいます!

このページをSNSでシェアする

関連記事をさがす

トップページへ戻る