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Smart Action for Forest ―森の未来を守るために、今できること―

2020.02.24

ドコモは2013年に「Smart Action for Forest」というプロジェクトをスタートしました。 このプロジェクトは、東北の森に育つ木材を使用した様々なグッズをドコモが開発・販売し、売り上げの一部を東北の森林を守る費用として活用するものです。同時に、被災地の雇用促進や産業復興につなげることを目指しています。

客様と共に東北の豊かな森を守るプロジェクト

東北の木材を使用したグッズを購入いただき、東北の森林保全につなげるプロジェクトです。木材や加工はすべて東北で行っており、グッズの売り上げは東北の復興と森林保全に役立てられます。

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フォレストック認定制度※を使っています。

※【フォレストック制度とは】
一般社団法人フォレストック協会が、日本の国内森林を対象に、適切かつ持続的な森林管理、生物多様性保全などの一定の基準を満たした森林を評価し認定する制度です。その森が吸収するCO2を販売可能(「クレジット」による価値化)にし、企業などがクレジットを購入することにより、国内の森林整備・保全資金として還元される仕組みです。

たくさんの方々の協力を得て 魅力的なグッズが生まれました

多くの方々の協力を得て誕生した、ぬくもり溢れるグッズをご紹介します。

【スマホスタンド「たちもく」】
※現在は販売を終了しています。

デザインを学んでいる大学生とドコモ社員、25名がアイデアソン(アイデアを出し合うときに行うイベント。アイデアとマラソンをかけたもの)を繰り返し、開発。ネーミングやロゴもメンバー全員で意見交換しながら考えました。木材は南三陸町の樹齢約80100年のケヤキを使用し、職人の技で丁寧にカットしています。使いやすいサイズ感とシンプルでありながら木の温もりや癒しを感じる、温かみのあるデザインが特徴です。index_tachimoku.png

「立つ木」と「touch=木に触れる」という2つの意味を絡めて「たちもく」と名付けました。


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開発の様子。「あったらいいな」と思うスマホグッズについてアイディア出しを行いました。

【スマホケース「iPhone6/6s ウッドケース」】
※現在は販売を終了しています。

操作性の高いコンパクトなフォルムのデザインは、プロダクトデザインを専門とする武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 インダストリアルデザインコースの田中桂太教授と大学院生1名が担当。「プロフェッショナル型」の産学共同研究として、約1年間、研究に携わりました。また、製造を行ったのは、陸前高田市に木工工房を構える株式会社バンザイファクトリー。同社は震災以降、星形パスタ麺や椿茶など、ジャンルに捉われない商品開発を行っており、今回の産学共同研究では、IT技術を活かしたものづくりで地元に更なる雇用を生み出しました。スマホケースの開発では、手の握り象を三次元解析し、握りと操作を両立できる「ザグリ形状」を取り入れることで、使用するすべての人が持ちやすいユニバーサルデザインを目指しました。index_tachimokucase.png

硬さと柔軟さが特徴の岩手県産イタヤカエデを使用。
バイオリンの名器・ストラディバリウスにもこの木材が使用されています。


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武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 インダストリアルデザインコース
田中桂太教授さん(左)
綾部琢磨さん(右)


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株式会社バンザイファクトリー
代表取締役 高橋 和良さん

【すぎサンダル】
※現在は販売を終了しています。

「すぎサンダル」は、20172018年、プロジェクトディレクターとして、デザイン活動家のナガオカケンメイさんをお迎えして開発したスペシャルグッズです。「何気なく履いて、ふと、南三陸の杉だったことを思い出す。そんな日々にフィットするプロダクトが良い」というナガオカさんの思いを込め、グッズ開発がスタート。木の質感を残しながらも履きやすく、ぬくもりを感じるサンダルに仕上がりました。

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柔らかい南三陸の杉を丁寧に削ることで、一人一人の足に馴染むサンダルに仕上げました。


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「つくりだすべきものは、思い出のように飾り置くものではなく、毎日の生活に寄り添うもの」とナガオカさん。

ドコモはこれからも、地域の方々と一緒に、未来へつながる取り組みにチャレンジしていきます。

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