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3分でおいしい!防災非常食 フリーズドライご飯

2017.05.09

フリーズドライご飯

お茶漬けをはじめ、永谷園の商品を中心にフリーズドライ商品を製造してきたサンフレックス永谷園。東日本大震災での被災の経験から、防災非常食の開発に着手しました。4年がかりで完成させた、便利でおいしい「フリーズドライご飯」をご紹介します。

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フリーズドライ製法でおいしさそのまま!

サンフレックス永谷園は、1975年の創業以来、フリーズドライ技術を磨き続けてきました。フリーズドライとは、調理済みの食品を凍結し、それを真空状態で乾燥させたものです。乾燥時の温度は50度程度とさほど高温ではないので、味が変わってしまったり、変色してしまったりすることがなく、栄養素が壊れることもありません。お湯を注ぐだけで出来立ての味わいになるので、初めて食べてそのおいしさに驚く人も多いようです。
福島県いわき市にあるサンフレックス永谷園は、東日本大震災の影響で長く断水が続きました。ご飯を洗うことも炊くことができません。非常食は水が必要なものがほとんどで、余震の不安が続く中、出来上がるまでに60分ほどかかるものもありました。そんな経験を経て生まれたのが、防災非常食「フリーズドライご飯」です。

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「仕方なく食べる」のではなく、「普段も食べたくなる」おいしさを目指しました

お湯で3分、水でも5分で出来上がり!

最もこだわったのは、出来上がりまでの時間です。お湯で15分、水で60分、という防災非常食が多い中、なんと「フリーズドライご飯」はお湯で3分、水なら5分で完成します。水でもどすとさらっとしていて、夏場や食欲のない時でも無理なく食べることができます。さらに水も出ないという時のために、そのままでも食べられるよう工夫を凝らしました。しっかり味が付いていてあられのような食感なので、スナック菓子のような感覚です。
被災の経験があったからこそこだわったのが「おいしさ」です。災害時、食事は唯一の楽しみでした。ほかに何もなくてもご飯だけで満足できるよう、「梅しそ味」「わかめ味」「ピラフ味」「カレー味」と味付きで展開。誰もが安心して食べられるようにと、食物アレルギー表示対象27品目を使わず、アレルゲンフリーも実現しました。

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写真左から湯、水を加えた状態。いちばん右はそのままの状態。水を加える前は、見た目も食感もあられのようです

計りもスプーンも不要の親切設計

調理はとても簡単です。パウチを開け、中に水を入れるだけ。皿に移すことも、水を計量することもありません。パウチの内側には「ふつう」「やわらかめ」と書かれた線が入っていて、ご飯の食感を選ぶことができます。食欲があるなら「ふつう」、子どもが食べるなら「やわらかめ」など、体調や気分、食べる人に合わせられるので便利です。パウチの中にはスプーンも入っています。非常時に困りがちな食器も必要ありません。

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パウチを開けると、このようにスプーンが入っています

軽く、ごみも少ないのでアウトドアにも

フリーズドライは、レトルトと違って水分がありません。そのため、とても軽いのが特徴です。食べ終えた後も、袋とスプーンを捨てるだけ。ごみが少なく、水のみで作ることができるので、非常食だけでなくアウトドアにも活用の場が広がっています。

自らの震災経験があったからこそ、味、調理方法や時間、食べ方などすみずみまで細やかに気を配って生まれた「フリーズドライご飯」。オンラインショップや、東急ハンズなどで販売されています。「もしも」の時に備えて、ぜひご家庭にどうぞ。

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凍結した食品をこの釜の中で真空状態にします。
「フリーズドライご飯」なら一度に7,000食が出来上がります

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