東北の名物グルメが集結！

新型コロナウイルスの影響を受け、なかなか開催できない時期が続きましたが、今回4年ぶりにドコモ東北ビルにて「東北復興 みちのく★マルシェ」を開催することができました。ドコモ東北ビルの出入り口付近と1階エントランスにブースを設け、東北の名物グルメやスイーツ、ワインなどを販売。屋台・屋内合わせて計14店舗に出店いただきました。 

できたて焼きそば、海の幸にスイーツまで

ビル出入り口付近の屋外スペースには屋台を設置。福島県浪江町のご当地グルメ「なみえ焼きそば」、宮城県南三陸町でとれた牡蠣を使った「海鮮はっと汁」や「牡蠣めし」、同じく南三陸町の「自然卵のクレープ」などを販売しました。

屋台には、12時前から社内外からのお客様で行列ができていました

福島県浪江町 めんの旭屋

福島県浪江町のソウルフードである「なみえ焼きそば」。屋台で焼きそばを振る舞っているのは、なみえ焼きそば専用の麺を作る唯一の製麺工場、「めんの旭屋」です。
もっちり太麺と豚肉、もやし、濃厚なソースが絶品。ランチタイムには長蛇の列ができ、各日150食が完売となりました

「震災後、なみえ焼きそばを多くの人に伝えたいという思いからフードイベントに出店するようになりました。うちは本当は製麺所だけれど、できたての焼きそばを振る舞って、直接お客様からおいしいと生の声を聞けるのがうれしかったです！」とめんの旭屋の皆さん

宮城県南三陸町 松野や

宮城県南三陸町でレストランを営む「松野や」の屋台。南三陸町でとれた牡蠣や郷土料理の「海鮮はっと汁」などを振る舞っていました。「磯の香りがするね！」と並んでいるお客様も大興奮。大振りの牡蠣はこの日のために200個用意したそう

大粒の牡蠣がごろごろ入った「牡蠣めし」と「牡蠣汁」。
「抱卵前の3月は牡蠣が一番おいしい時期。ぜひ食べてね」と、お客様に声をかける松野やさん。
ほかにも「うにめし」「ほたてめし」「あさりめし」など具材たっぷりのたくさんのご飯が並んでいましたが、お昼すぎにはすべて完売してしまいました

「1日目に来てくださったお客様が、2日目も買って帰ってくださりとてもうれしかったです！ 南三陸では、四季折々においしい海産物がお安く食べられる。もっとたくさんの人に南三陸に遊びに来ていただいて、おいしいものを食べていただきたいなと思います」と語る松野 三枝子さん（写真左）。
実際にマルシェ終了後には、「松野やさんがすごくおいしそうだったから、南三陸まで行ってきました！」と南三陸まで足を運んでくれたお客様もいたそうです

宮城県南三陸町 自然卵農園

宮城県南三陸町にある「自然卵農園」は、平飼いでのびのびと育てた鶏の卵を使い、クレープやプリンなどを作っています。マルシェの屋外ブースには、添加物を使用しない素朴な味わいが魅力の「自然卵のクレープ」キッチンカーが出店。開始直後から行列が絶えませんでした。
クレープの種類は約50種類あり、今回のマルシェで一番人気だったのは、季節限定の「練乳イチゴクレープ」でした

マルシェのため180個用意したクレープは見事完売。
「こんなにたくさんの人に来てもらってうれしいです。楽しみにしていた、と常連のお客様や、初めて食べておいしかったので、と2日続けてリピートしてくださった方がいたのもうれしかったです」と自然卵農園の大沼 さくらさん

ビル内では「卵皇のプリン」も販売。ドコモマルシェ特別価格でご提供いただき、2日間ともに13時には完売しました

東北の産品が集まったマーケット

ドコモ東北ビルの1Fエントランスには、8つのブースが出店。岩手県、宮城県、福島県など、東北各地の産品が集結しました。

岩手県陸前高田市 トナリノ

陸前高田市およびその周辺の商品を販売している「トナリノ」。
旬のサバをいつでも味わえる「生サバ缶」や、陸前高田名物のゆずを使った「ゆずマーマレード」などを販売。「ゆずジュース」は初日で完売するほどの人気でした

「今後もお世話になった地域を訪ね、陸前高田のおいしい商品をもっと広めていきたいです」と語るトナリノの吉田 健太さん。「この前旅行でいきました！」など、お客様と陸前高田の話で盛り上がる場面もありました

福島県西会津町 西会津観光協会

西会津町の物産を販売するブースで販売されていた「寒晒し（かんざらし）そば」。西会津の山の神「大山祇神社」に流れる神聖な川にそばをひたし、その後神社内で寒風にさらし自然乾燥させています。冷たい冬の川にさらすことで、雑味が抜け甘みのあるそばになるそう。興味深く説明を聞くお客様の姿が見られました

「マルシェを通して直接お客様と交流できるのがうれしかったです」とにしあいづ観光交流協会のお二人。普段は移住促進イベントで都心などでの出店が多く、実は東北エリアでは初出店とのこと。「会津行ったよ、会津出身だよ、と地元の方にも声をかけてくださったのがうれしかったです。これからも活動の幅を広げつつ、東北の人にももっと会津のことを知ってほしいと思います」と語りました

宮城県南三陸町 南三陸ワイナリー株式会社

暖かい季節になってきたため、スパークリングワインを求めるお客様が多かった「南三陸ワイナリー株式会社」のブース。2023年3月1日に発売したばかりの赤ワイン「MUSCAT BAILEY A 2022」も、アルコール度数が低く飲みやすそうと人気でした

「南三陸を応援しています、と声をかけてくれたのがうれしかったです。ワインを通して南三陸のことを気にかけてくれる人が増えればいいなと思っています」と南三陸ワイナリー株式会社代表の佐々木 道彦さん

宮城県気仙沼市 気仙沼パン工房株式会社

知る人ぞ知る気仙沼の名物、クリームサンド。
もちもちのコッペパンの中には、クリームがたっぷり入っています。マルシェでは、くるみやピーナッツ、ブルーベリーなど様々な種類のクリームサンドを販売しました。この商品を目当てにいらっしゃる方も多く、各日200個が開始2時間であっという間に完売してしまいました

宮城県南三陸町 株式会社及善商店

明治13年創業。南三陸の老舗かまぼこ屋、株式会社及善商店。
かわいらしいイラストがあしらわれた「かまぼこアソート」は初日で完売に

今まで南三陸を支援していただいた方に恩返しを。そんな思いでマルシェに出店していただいた株式会社及善商店。「パッケージがかわいいですねと褒めていただいたり、自分が開発した常温のかまぼこに注目いただいたりとうれしかったです。これからも多くの人にかまぼこを届けていきたいです」と語る、及善商店の宮本 隆之さん

福島県楢葉町 おかしなお菓子屋さんLiebe

2020年、福島県楢葉町に誕生した「おかしなお菓子屋さんLiebe」。かわいらしいクッキー缶や、フワフワのシフォンケーキに惹かれ、購入されていくお客様がたくさんいらっしゃいました。クッキー缶はお菓子業者にのみ提供している大阪のメーカー限定デザインとなっており、福島の実店舗でも人気商品だそう。今回のマルシェでは特別価格でご提供頂きました

「県外初出店で緊張していましたが、たくさんのお客様と交流でき、とても楽しかったです！」と店主の横須賀 直生さん（写真左）

当日は楢葉町役場の職員の方や楢葉町公式キャラクターのゆず太郎も応援に駆け付けてくれました

宮城県東松島市 まちんど

東松島市のアンテナショップとして物産品を販売しているまちんど。東松島市の皇室御献上の浜で採れた「アイザワ水産 厳選焼海苔」「金のバラ干し海苔」は、開催告知時点から社内で問い合わせが多数あったほど大人気。午前中のうちにあっという間に売り切れました

「コロナ禍でなかなかこういったイベントに出店できなかったので、今回は勉強になりました。これからも多くの人に東松島市のことを知ってほしいです。」と語るまちんどの三塚 裕信さん

宮城県仙台市 三丁目食堂

ドコモ東北ビルのお向かいにある食堂「三丁目食堂」。
東松原市の海苔や、南三陸産のタコ、野菜などを使った贅沢なお弁当「復興弁当」を出品いただきました

限定20個のお弁当はお昼にあっという間に完売。
お米はお弁当ごとに、南三陸町入谷地区・化学肥料不使用栽培の「ササニシキ」と仙台市新川地区・無農薬無施肥栽培の「ひとめぼれ」の2種類を使用し、
食べ比べできるようご用意いただいたおにぎりセットもあっという間に完売しました

イベント当日は、店舗をマルシェ飲食スペースとして特別に開放頂き、店内でも握りたてのおにぎりをご提供頂きました

宮城県仙台市新川地区 清流ホタル米

2020年より、ドコモのICT技術を活用し、早期湛水深水管理での水稲栽培実証から商品化された仙台市新川地区の「清流ホタル米」。会場では2022年度に収穫したばかりのお米を販売しました。無農薬無施肥で栽培されたお米は、おにぎりと合わせて買っていかれる方も見られました

会場の外にはahamo号も

携帯電話に関するお悩みを無料で相談できる「ahamo号」を設置しました。

「ahamoの料金相談をしたい」「なかなか時間が合わず予約が取れなかったので、契約したい」といったお悩みや、d払いの使い方などをお客様にご案内しました。「マルシェの買い物ついでに機種変更について相談もできたのでスッキリしました」とうれしい言葉もいただきました

会場にはポインコ兄弟も登場し、写真撮影を楽しむ方も多くいらっしゃいました

ドコモの東北復興支援活動展示コーナー

会場内では、私たちのこれまでの活動や復興支援から生まれたソリューションなども紹介しました。

数量限定の来場者プレゼントも

マルシェのお買い物をd払いでお支払いいただいた方に、限定デザインのポインコエコバックをプレゼント。
「これが欲しくて買い物に来ました」と言ってくださるお客様もいらっしゃいました

アンケートをお答えいただいた方には、数量限定で福島県 Lesprit MAGARAのマドレーヌをプレゼントしました

大盛況の二日間

4年ぶりに一般の方も参加可能なリアル開催ができた「東北復興 みちのく★マルシェ」。
新型コロナウイルスの影響で開催できない期間が長く続きましたが、来場したお客様からは「常連のお店があったので立ち寄った」「ドコモさんはいつも楽しいイベントを開催しているから、今日も楽しみに来ました」「また開催してほしいです」とうれしい声も。
お立ち寄りいただいた皆様、ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

これからもNTTドコモグループは、東北の復興を応援し続けていきます。