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さあ、釜石のあつあつを食べてみよう

2016.07.19

ご紹介する「海まん」の販売元、KAMAROQ株式会社(中村 博充代表取締役)は、15年7月に岩手県釜石市設立された地域おこしベンチャーです。役員の顔ぶれも、市内の醸造、酒造、水産加工、漁業者等多様で、各業界で一番いいものを知るメンバーが集まっており、震災後、この新名物を生み出しました。

誰もが一度は食べる定番グルメだが

岩手県釜石市と聞いて、首都圏の皆さんは、何を思い浮かべますか。ラグビー、新日鉄釜石、被災地というところでしょうか。
釜石市は震災後、市外に対してあらゆる意味でオープンな街として「オープンシティ釜石」というスローガンを掲げていますが、実際、訪れてみるとワークショップや学生インターンが多かったりと、ベンチャースピリットをもった人材の流入が非常に多い街だということがわかります。
今回ご紹介する「海まん」は、あんまん・肉まんといった誰もが一冬に一度は食べる定番グルメに、ホタテなどの地元自慢の海産物を入れた逸品で、釜石のベンチャースピリットを感じる商品に仕上がっています。

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三陸地域では珍しい「洋」のテイスト

「海まん」には現在「泳ぐホタテのアヒージョ」「三陸天然鮭のグラタン」「三陸極鮮炙り鯖のカレー」という個性豊かな3種類があり、地元のリソースをフル活用しながら、三陸地域では珍しい「洋」のテイストを加えた豊かな味に仕上がっています。餡もたっぷり入れているため、市中の肉まんよりも少し大きめです。
蒸し器からは食欲を誘う濃厚な香りがほんわかと立ち上り、どれか一つを選べといわれても2つは食べたくなる豪華なラインナップとなっています。
餡の組み合わせや味付けはフランスでソムリエ経験もあるメンバーが担当し、老舗和菓子店が丹精込めて作った皮を確かな技術で包むという流れで一つ一つ丁寧に生み出されていきます。

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明確な狙いのある商品

美味しく栄養価もあるのに、市場の規格に合わなかったり、調理法が少なく、あまり使用されていない「未利用資源」を上手く活用できないかというエコな着眼点に加え、地元の多種多様な海産物を素材とすることで、味のバリエーションも大きく広げながら、素材の調達や製造を地域の事業者に依頼することで地元経済を大きく活性化させたいという明確な狙いもあります。

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ストーリーとともに

ふっくらほのぼのした姿の「海まん」ですが、商品が生まれた過程を知った後の1口はまた違った味わいを感じました。スクラムを組んで一歩一歩着実に進む姿に釜石のベンチャースピリットを想いながら2口目。それを後押ししている町の協力者の心意気を感じながら3口目。

あなたも作り手の熱い想いと、熱い餡に注意しながら、この「海まん」を召し上がってみてください。

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【企業名】

製造販売:KAMAROQ株式会社
本社住所:岩手県釜石市両石町第4地割38番地9

recommend_image5.jpgKAMAROQ株式会社のメンバー

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