気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館と岩井崎をめぐる旅①
2020.03.27

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
2019年3月10日、将来にわたり震災の記憶と教訓を伝え「目に見える証」として、気仙沼市街地より車で南に約20分位の場所に「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」がオープン。今回は気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館と周辺の岩井崎に訪れました。(2020年2月上旬 東北復興新生支援室他一同)
震災遺構(気仙沼向洋高校旧校舎)を見学
戦後、気仙沼水産高等学校としてスタートし、昭和52年に海は実習をする上で必要不可欠なものであったため、南三陸リアス式海岸の観光名所の一つである岩井崎付近に学校を移転。海岸線に極めて近い距離に建つ学校となりました。
震災遺構(気仙沼向洋高校旧校舎)
津波で破壊された教室
大津波で破壊された教室が当時のまま残されています。
教室の中に流されてきた車
大津波により3階の教室の中まで車が流されてきました。
語り部の方より津波到達地点(4階)での説明を受ける
語り部の方より校舎4階の津波到達地点で、当時の被災・避難状況など語っていただきました。
流れてきた冷凍工場が激突し壊れた壁
4階まで被災した校舎では、流れてきた冷凍工場が激突し校舎の壁が壊れました。
見上げるところまで大津波がきたことを改めて実感いたしました。
総合実習棟と北校舎の間には折り重なった車など山となっています。
現在の新校舎
現在の新校舎は国道45号線を挟んで山側へ移転しています。
平成6年、学科改編に伴い校名を「宮城県気仙沼向洋高等学校」と変更し、情報海洋科、産業経済科、機械技術科の3つの学科を有しています。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
宮城県気仙沼市波路上瀬向9-1
E-mail:info@kesennuma-memorial.jp
TEL:0226-28-9671
FAX:0226-28-9675
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