日本三虚空藏菩薩のひとつ 福満虚空藏菩薩圓藏寺
2015.08.13
福満虚空藏菩薩圓藏寺
「福満虚空藏菩薩圓藏寺」は、福島県会津若松市から只見線で会津柳津駅から徒歩約10分のところにあります。
今から約1200年前に、名僧徳一による開創です。
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日本三虚空藏菩薩のひとつ
「福満虚空藏菩薩圓藏寺」は、福島県会津若松市から只見線で会津柳津駅から徒歩約10分のところにあります。今から約1200年前に、名僧徳一による開創です。年間約100万人近くの参拝者が訪れる霊地観光地となっております。気になるご利益ですが、この虚空藏様に年3回お詣りするとお金に不自由しないと言われているそうです。
赤べこ発祥の伝説
今から400年ほど前の1611年に会津地方を襲った大震災で柳津町も大被害を受け、多くの死者が出ました。その後1617年に初めて本堂が現在の巌上に建てられたのですが、本堂再建に使われた大材を運ぶのに大変困り果てていたところ、どこからともなく力強そうな赤毛の牛の群れが現れ、木材の運搬を手伝ったと伝えられています。「福を運ぶ赤べこ」として多くの人に親しまれているそうです。また丑、寅歳生まれの一代守本尊ということもあり、狛犬ならぬ狛丑、狛寅が迎えてくれます。
巌上の本堂
福満虚空藏菩薩圓藏寺は巌上に建立されています。そのため只見川を眼下に見下ろし美しい景色が楽しめます。
実はこちらの地域は東日本大震災が発生した2011年7月「新潟・福島豪雨」にて甚大な被害を受けた地域なのです。只見線では橋桁が流出し鉄橋が崩落したほか、路盤が流出するなど、現在でも会津川口駅と只見駅間が不通となっています。
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(チームレインボー 音 真佑子)