「タコカレー」で南三陸の新たなおいしさを提供!
2014.08.04
季節料理 志のや
宮城県南三陸町にある「志のや」は平成13年に開店し、地場の魚にこだわりお客様に季節ごとの料理を振る舞ってきました。東日本大震災の被害で店舗が流出し、仮設商店街「さんさん商店街」にて店舗を再開しています。地元の食材を活かした「キラキラ丼」や海鮮丼など、豊かな海の幸を活かしたメニューが人気です。
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多くの人に味わってほしい「タコカレー」
南三陸では豊かな海産物を使った「キラキラ丼」を提供しているお店が多く、「志のや」もその中の1件です。春夏秋冬によってどんぶりの具が異なり、旬のものをおいしく味わえる南三陸のA級グルメとして、南三陸町を訪れる観光客の間で大人気です。せっかく南三陸町に来たお客様が「A級グルメだと敷居が高い」という方もおり、多くの方に南三陸町のおいしさを味わっていただきたいという想いから、試行錯誤の末、南三陸の特産品である「タコ」をふんだんに使ったタコカレーを作り、B級グルメとして提供を始めました。
カレーということで、小さい子供からお年寄りまで多くのお客様に味わっていただいています。またカレーを皿ではなく、あえてどんぶりにしているのは「ガッツリ食べてほしいから」と"親方"高橋修さんの想いがこもっています。
仙台牛と、タコが一度に味わえる新名物「タコカレー」
カレーの横にあるのは志津川湾であがった水ダコの頭と足です。頭と足はそれぞれ歯ごたえや食感が異なり、タコの味を十分に堪能できます。
志津川のタコは、ウニやアワビを食べているので「セレブダコ」とも呼ばれています。このタコをタップり味わえるのはうれしいですね。
カレーのお米は南三陸入谷地区で取れたひとめぼれを使い、地元で採れた野菜を大きめにカットして素材の味を活かした具がゴロゴロ入っています。
ルーは地元仙台牛のスジ肉を3日かけて仕込み、牛バラ肉も食べ応えのある大きさにカットされています。タコは水ダコの頭と足に分けて弾力と歯ごたえが楽しめます。他のお店ではタコをカツにしてカツカレーのようにしているお店もあるそうです。現在タコカレーを提供しているは2店舗ですが、これからもっと増えるよう仕掛けていく予定だそうです。
南三陸産の新鮮な「タコ」
カレーは仕込みに3日間もかけ、1回に60キロもの量を作るそうです。
このタコカレーは東京では西巣鴨の大正大学構内にある「南三陸さんさん商店街 すがも店」のでも提供しており、大学生にとても人気があるそうです。南三陸町では、「志のや」で毎週金曜日にいただけます。また「南三陸学びの里 いりやど」でも予約をすれば食べることができそうです。南三陸に行った際には、「タコカレー」をぜひ召し上がってくださいね♪
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(チームレインボー 山本圭一)