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三陸復興国立公園の北の玄関口 種差海岸を旅しよう

2016.08.15

東日本大震災により被災した三陸地域の復興と地域振興に貢献するために、陸中海岸国立公園に種差海岸県立自然公園を加え、新たに平成25年5月24日に三陸復興国立公園が創設されました。みちのく潮風トレイルとしても開通している三陸復興国立公園北端の青森県八戸市蕪島から種差海岸までを旅してみよう。

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みちのく潮風トレイル八戸コースの蕪島から種差海岸までは、変化に富んだ名勝地であり、地球の美しさが凝縮されてます。

(チームレインボー 後藤 知之)

ウミネコの繁殖地 蕪島(かぶしま)

みちのく潮風トレイルのスタートは蕪島。ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されており、2月下旬から8月上旬まで約3万羽のウミネコが島を飛び交います。島の山頂にある蕪嶋神社には弁天様が祀られており、商売繁盛、子授けにご利益があるとされており、また漁業の守り神でもあります。お参りの際はウミネコのフンにご注意を!傘は必須です。

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眺望がすばらしい 葦毛崎(あしげさき)展望

蕪島から2Km程のところにある変わった形の展望台ですが、戦時中に海軍の監視所として使われていたそうです。種差海岸随一の展望スポットで、太平洋の大パノラマを眺望できます。また、春から秋にかけては様々な花が楽しめます。

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鳴砂の浜で有名 大須賀海岸

葦毛崎展望台から徒歩約30分。約2.3Kmに渡って長く続く砂浜は、鳴砂の浜としても有名な大須賀海岸。条件が良い日には歩く度にきゅっきゅっという音が鳴ります。これは鳴砂に多く含まれる石英の粒がこすれ合うことで鳴きます。海水が汚れたり、砂の粒に不純物が付着すると砂は鳴かなくなるので、よい環境を知る「ものさし」とされています。日本の渚百選にも選ばれており、映画やテレビドラマのロケも数多く行われています。

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種差海岸の代表的景観 種差天然芝生地

天然の芝生が海の水際まで広がる景観はどこか異国情緒を漂わせ、景色を堪能する人々を壮大な気分にさせてくれます。江戸時代には馬が育てられており、馬産地である南部藩を支えていました。なだらかな平坦地はかつての海底が隆起してできた大地です。東日本大震災時には津波が芝生地の3分の1程度、海抜10m付近まで到達しました。

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情報発信施設 種差海岸インフォメーションセンター

種差海岸インフォメーションセンターは、種差海岸、階上岳地域の自然の魅力を紹介し、みちのく潮風トレイルの情報を集約・発信する施設です。地域の生活や文化を学習でき、季節ごとに様々な体験プログラムを用意しています。また、隣には八戸市の休憩施設もあるため散策や旅の途中で寄ってみるのもいいのではないでしょうか。

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ウミネコ飛翔 ひゃっこい水飲み場

種差海岸インフォメーションセンターの脇には、三陸復興国立公園に指定されたことを記念し、また東日本大震災からの復興を願い、八戸圏域水道企業団が「ウミネコ飛翔 水飲み場」を設置しており、3月中旬から12月中旬まで安全でひゃっこい(冷たい)水が飲めます。この水飲み場は今では見られなくなった「つるべ井戸」で水を汲む人々の姿をイメージし、人々へ潤いと安らぎの場となって欲しいという思いで作製されました。水飲み場の中央にはウミネコのからくりが設置されており、7:00~19:00までの間の一定時間ごとに、市制80周年イメージソング「目をつむれば」の曲に合わせて、ウミネコのからくりが動く仕掛けとなっています。

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種差海岸インフォメーションセンター
住所:青森県八戸市大字鮫町字棚久保14-167
電話:0178-51-8500
営業時間:9:00~17:00※冬季(12月~3月)は16:00閉館
定休日:12/29~1/1※1/2、3は開館時間10:00~15:00
入館料等:無料

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