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宮古・北山崎の2泊3日の自然体験旅行(その1)

2016.08.09

宮古・北山崎の景勝地

2泊3日で巡る盛岡~宮古~北山崎~龍泉洞の自然体験スポットを紹介します。
平成25年9月に日本ジオパークとして認定された三陸ジオパークを構成する宮古・北山崎・龍泉洞の各ジオサイトをめぐり、自然体験を楽しむとともに地球活動の歴史を感じてください。
前半では宮古周辺をご紹介します。

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(チームレインボー 田中学)

宮古市の景勝地

① 月山展望台
宮古市街からは車で50分ほどのところには月山があります。重茂半島にある標高456mの月山の展望台からは宮古湾、浄土ヶ浜、日出島、閉伊崎に向かっての重茂半島の海岸段丘、太平洋などが一望出来ます。
なお、展望台までの残り約4kmは、未舗装でかつ車1台がやっと通れるほどの道となります。運転には注意が必要です。

② 三王岩
高くそびえる脊柱状の男岩(高さ50m)、その両側に寄り添う女岩(高さ23m)、太鼓岩(高さ17m)で構成され、1億年のほど前の中生代(白亜紀)の地層からなっていて寄せ返す波と海原を吹き渡る風が形作った美しい自然の芸術品です。
三陸復興国立公園にある数多い奇岩景観の中にあって最も圧巻で、まさに圧倒されんばかりの壮観さがあります。

③ 浄土ヶ浜
宮古を代表する景勝地の浄土ヶ浜は2014年1月には国の名勝に指定されました。鋭くとがった白色流紋岩の白い岬は紺碧の海、緑のアカマツのコントラストでさらに際立ち四季折々さまざまな表情を見せてくれます。季節、天候にもよりますが夜は満天の星空、早朝はきれいな朝日が眺められ、こちらも格別です。
遊覧船やさっぱ船に乗船し、変化に富んだ美しい海岸線の眺めを海から楽しむことも出来ます。

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月山展望台からみた浄土ヶ浜(上段)、山王岩(下段左)、浄土ヶ浜の朝日(下段右)

田老地区で防災を学ぶ

三王岩のある田老地区にはたろう観光ホテルがあります。
2011年3月11日の震災で高さ17mを超えるとも言われる津波が6階建ての4階まで達し、1階・2階部分は骨組みだけが残りました。震災遺構としての保存工事が終わり、2016年4月から一般公開が始まっています。
宮古観光文化交流協会による被災地ツアー「学ぶ防災」では田老地区防潮堤やたろう観光ホテル内部の見学、当時の映像をみる事で、津波の恐ろしさを学び防災意識を高めることが出来ます。

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たろう観光ホテル(左)、過去到来した津波の高さが記されたJFたろう製氷貯水施設(右)

浄土ヶ浜パークホテルで宿泊

現在の建物で営業を開始して25年目、震災から5年目を機に、2016年3月17日にリニューアルオープンした浄土ヶ浜パークホテル。旅館の伝統的な良さを維持しつつ、リニューアルで宿泊者の利便性/快適性をさらに向上しました。
宮古周辺を観光した後は浄土ヶ浜パークホテルでゆっくりとした時間を過ごして旅の疲れを癒してください。


リニューアル後の変更点
客室
・部屋から太平洋・宮古湾・浄土ヶ浜の眺望がよりよく見えるように全部屋設えを変更
・松林越しに浄土ヶ浜を見ながら入浴できるビューバス付の部屋、洋室を新設
・個別エアコン、空気清浄機設置
ビュッフェレストラン
 ・2部屋を1部屋にして窓を増設し開放感を演出
 ・ライブ感あふれるオープンキッチンではシェフ作りたての料理をその場で提供
リラクゼーション
 ・ライブラリーラウンジでは地元の歴史・文化に触れながら、落ち着いてくつろげる空間を提供
その他エステサロン、マッサージルーム、展望デッキ、カラオケルーム新設

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リニューアルした浄土ヶ浜パークホテル

三陸沿岸で最も高品位な本物の「観光ホテル」へ

総支配人の関敦彦さんは話します。
「震災復興の応援・支援ということで来訪された宿泊のお客様もここ2年ほど減少してきている。リニューアルを機に観光を元に戻しより発展させるために、『観光地である浄土ヶ浜』を全国へ大きく発信し、お客様を増やしていきたい。」
6月20日には皇太子ご夫妻が東日本大震災の復興状況視察のために宮古市を訪れ、本ホテルに宿泊されました。「皇太子ご夫妻は浄土ヶ浜の景観や震災の状況にも関心をお持ちで、スタッフにも気さくに励ましの言葉かけていただき大変勇気づけられうれしく思いました。」と関総支配人。

浄土ヶ浜パークホテルは、『東北を代表する観光ホテル』、『地域の迎賓館』として、また、観光・会議・宴会の拠点なり、交流人口の増加に努め地域経済の活性化に貢献していくホテルとなることを目指します。

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関総支配人(左)、齋藤リーダー(右)

~後編につづく~

2016.08.30

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