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東北応援311円募金~福島県双葉町へ「ふたばふるさとカルタ」を寄贈しました~

2017.01.25

NTTドコモグループの東北応援311円社員募金を活用し、東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く双葉町の景色や祭りを題材にした「ふたばふるさとカルタ」を製作・寄贈しました。

双葉町への寄贈 

福島県双葉町では避難が長期化する中、古里の記憶を残したいという意見が町民から上がり、ふるさと双葉町の記憶を、かるたを使って次世代に残す取り組みです。
6月から8月まで読み札を町民に配布している「タブレット」を活用し、町民から募集。731件の応募がありました。9月に読み札の選考会を開催、取り札のイラストは町出身のイラストレーターが手掛けました。ドコモグループ約9900人の社員から毎月311円の募金を募り、東日本大震災で被災した自治体に寄付する「東北応援社員募金」を活用し、約400万円をかけて製作しました。全国に離散している町民約3000世帯に郵送にて順次発送しています。2016年12月21日、 ドコモCS東北福島支店の高倉裕行支店長が、いわき市の町いわき事務所で伊沢史朗町長にかるたを手渡ししました。伊沢町長から「伝統や風景などが表現されたかるたは町民の絆の維持に有効。大切に使わせてもらいたい」と感謝の言葉をいただきました。

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双葉町町長にかるたを贈呈

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読み札はタブレットを通じて町民から募集しました

町民による「かるた大会」

12月23日、福島県福島市内において避難している町民で、小学生のお子さまからお年寄りまで約30名が集まり、「双葉かるた大会」が開催されました。
まずは、学校や図書館などに配布する用のかるたの箱詰め作業からスタート。箱の組み立て、かるたのセットのチームに分かれ、150組のかるたを箱詰めしました。みんな集中して、作業していただきあっという間に完成です。

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50枚の絵札と読み札をまとめるのは大変!

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お母さんたちの慣れた手つきで箱作りは順調!

地元の言葉で読みあげる 

いよいよお楽しみのかるた大会!かるたには方言も多く含まれることから、地元の言葉を話せるお母さんに読んでいただきます。2名1チームで2試合行われました。
 「んだ、んだ~~~」「へきがこふん じくうをこえる あかいうず」など地元ならではの言葉や地域が含まれるため、思い出話に花が咲きました。

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なつかしい地名や言葉が出ると盛り上がります

子供たちも「地元の言葉を大切にしたい」

子どもたちは、「双葉の知らない言葉もあったけど、教えてもらって分かった」「お正月には家族が集まるので、みんなでかるたをやりたい」という方もいらっしゃいました。帰りには「双葉のこと思い出しながらみんなで笑えた、本当にありがとう」という感謝の言葉をいただきました。参加者の顔には笑顔が溢れていました。

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子どもたちも楽しそう!

311円募金を通じて

今は離散している状況で双葉町に帰還はできませんが、このかるたを通じ、いつも双葉のことを身近に感じていただき、また双葉の大切な文化を子供たちに受け継がれればと思います。ドコモグループ社員の協力により、双葉の皆さんに笑顔を届けることが出来ました。

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