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大学生が宮城を訪問!現地レポート!

2015.12.17

大学生が宮城を訪問!現地レポート!

生でも、蒸しても、何個でも!~法政大学 霜村 侑己菜さん~

「食べてみないとわからないですもんね」
にっこり笑って牡蠣漁師の阿部晃也さんが食べさせてくれたのは、美味しすぎる牡蠣でした。
確かにこんなに美味しい牡蠣をわたしは知らなくて、こんなに美味しい牡蠣をつくる人も知らなくて。
想いを語るのは、自慢の牡蠣を食べてもらってから。
牡蠣だけではなく、そんな晃也さん自身に魅力を感じました。

東北視察に訪れて、まず連れてきていただいたのが、親子3代に渡り、牡蠣養殖を専門に取り組まれている"奥松島水産"です。

内湾で優しく、沖の荒波で厳しく、愛情たっぷりに鍛え上げられた生牡蠣は、殻にみっちり、ぷりっぷりで目の覚めるような美味しさで、殻を剥いていただいた瞬間の、牡蠣との対面は、今でも潮の香り豊かに思い描けます。

このとき、殻に付いたゴミは綺麗に取り過ぎないようにしていると言った晃也さんを、不思議そうに見あげると、「牡蠣にとっては洋服みたいなものなんですよ!みんなも裸でここにはこれないでしょう」と。
こうしたひとつひとつの想いがあるから、晃也さんの牡蠣は美味しいんだと実感しました。

甘みと旨みたっぷりの生牡蠣を堪能させていただいたあとは、牡蠣の出荷前の各工程を見学させていただきました。
はやく、丁寧に、見事な手さばきで行われていた殻剥き工程で、綺麗な女性がたくさん活躍されていたことも印象深かったです。

作業現場を楽しく見せていただいたあと、振舞っていただいた蒸し牡蠣は、まっしろな湯気に彩られ、甘くて優しくて、晃也さんの人柄や込められた想いがするする入ってきました。生牡蠣に加えて、蒸し牡蠣も、何個でも食べられちゃう美味しさでした。

津波の被害もあり、船や町が流された、そんな状況から逃げずに顔を上げ、全国に美味しさと笑顔を届けている晃也さんは、なんて格好良いんだろうと思います。
こんなに格好良い大人がいて、都市生活では考えられない豊かで素敵な自然の広がりがあること。この後の南三陸視察への期待で胸がいっぱいになりました。

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宮城での出会い ~法政大学 小川耕平さん~

初日、牡蠣漁の行っている奥松島水産さんを訪れました。奥松島水産の阿部晃也さんは温かく迎えてくださって優しく気さくな方でした。そんな晃也さんに取れたての牡蠣をご馳走してもらいました。身はぎっしり詰まっていて、旨みもぎゅっと詰まっていて今まで食べた牡蠣で一番美味しかったです。

また、南三陸石けん工房にも訪れました。厨勝義さんは南三陸に外から入ってきた方で今は南三陸を盛り上げるために宮城のものを取り入れた石けん作りを行っています。実際に石けんを手に取らせてもらいましたが、様々な色、模様、香りなど使うのが勿体無いくらい可愛い石けんでした。

翌日はYES工房を訪れました。ここでは間伐材を使ったグッズや合格祈願のオクトパス君、まゆ細工など多くの商品を製作販売しています。実際に作っている現場は丁寧で、様々な作業を多くこなすスピード感を感じすごいと思いました。今回、「たちもく」を作っていただいているフロンティアジャパンさんも最初はここで生まれ、共に仕事をしていたそうです。

宮城で会った方々は訪れる前に持っていたイメージと違い、みなさんとても前向きで明るく楽しそうでした。宮城に来てとてもエネルギーをもらえましたし宮城の方と触れ合ったことで視野が広がりました。ここで得たものは大学生活の中で必ず活かしていきたいです。

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南三陸町を訪問して ~法政大学 田中涼介さん~

南三陸を訪問できて、1日で多くのことを知ることができました。

私たちは"YES工房"という場所を尋ねました。そこでは"南三陸を元気にする"という目的からプロジェクトを進めており、多くの作品と作っているところを見学できました。そこは廃校をリニューアルしてつくられた施設であり、私がいうのもおかしな話ですが昔懐かしいような、ともあれ心が落ち着くような場所でした。ちなみに"廃"→"はい"→"YES"となったそうで。工房の名前の由来が面白かったです。
ここでは「オクトパス君」や「5を書く定規」というシャレのきいた面白い商品(「置くとパス」、「ごをかく→合格」)や、cocoonという繭細工など、気になる商品がたくさんありました。......はい、買いました。笑

復興の進捗状況を直接目の当たりにし、いかに広範囲に被害が出たのか、またどれほどのものだったのか。
そしてそれに対して大震災からの復興、なにより南三陸で生きる人たちの姿。
工房で働いているおばさんたちはとても元気で、話していてとても楽しかったです。佐藤さんから樹について教えていただくのもとても楽しかった。南三陸を訪問して、元気をもらえました。
今回訪問させていただいた場所は、きっとまたいつか再訪したいと思います。
そして今回得られた経験はいつか新しいアイデアの糧とし、活かせればと思います。

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