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いわき市小川町へ蛙の詩人・草野心平を訪ねる~その1

2019.06.07

草野心平

小学校の教科書に載っていた「ケルルンクック」という蛙の詩、おぼえていますか?
この詩を書いたのは、蛙の詩人と呼ばれる草野心平さん。心平さんの出身は、福島県いわき市小川町です。
小川町は、いわき市の中でも山の景色が非常に美しい地域。心平さんも見たかもしれない景色をたどる3つのスポットをご紹介します。

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~草野心平記念文学館~

いわき市の中心部・平(たいら)地区から車で約20分。小川地区に近づくにつれ、どんどん緑が濃くなり、山が迫ってくる感じがします。
蛙の詩人・草野心平さんが残した作品や、作品に込めた思い、どんな生涯を送ったのか。
目と耳と身体全体で体感できるのが、「いわき市立草野心平記念文学館」です。
同文学館は、小川町の中でも小高い丘の中腹にあります。

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取材時はちょうど、蛙の詩が企画展として行われていました

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この絶景を見るだけで、来た甲斐があるなぁと感動します

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文学館に入る前に、すでに絶景を堪能してしまいますが、この味のある回廊を抜けると入り口です

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入館してすぐのエントランスが、草野心平記念文学館、一番の見所です。

昭和15年の詩集、その名も『絶景』に収められている「猛烈な天」という詩が、窓に書かれています。

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草野心平さんは、蛙のほかに、天や富士山などを主題として詩を書いており、その数は1400編以上と言われています。草野心平記念文学では、それらを目や耳で感じられる仕掛けがたくさんあります。
特に、心平さんが営業していた居酒屋「火の車」を再現したり、上下左右から心平さんの詩の朗読が降ってくるような演出は、一見の価値あり!です。

(館内は撮影禁止のため、ホームページでご確認ください)
http://www.k-shimpei.jp/parmanent.html

また、小川の雄大な山々を見ながら詩を書くスペースも。
心平さんの思いに触れた後、静かな気持ちで詩を書いてみるのもいいかもしれません。

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ランチタイムのみ(11:00~14:00)の営業ですが、カフェも併設されています。

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店内はもちろん、晴れているときは屋外で食べるのも最高に気持ちがいいんです。

草野心平さんの愛した、小川町の大自然とその作品を、思う存分味わうことのできる、草野心平記念文学館。
いわきと言えば海の印象が強いかもしれませんが、山の大自然も素晴らしいです。
その2では、大自然の恵みと草野心平さんが残した「カエル」の文化をみんなで楽しむかえるカフェをご紹介いたします。

【いわき市立草野心平記念文学館】
住所 福島県いわき市小川町高萩字下夕道1-39
電話 0246-83-0005
開館時間 9:00~17:00(入館は、16:30まで)
休館日 月曜(月曜が祝日の場合は火曜)、年末年始(12月29日~1月1日)
観覧料(常設展および企画展観覧料を含む)
一般 430円(340円)/高・高専・大生 320円(250円)/小・中生 160円(120円)※( )内は20名以上団体割引料金

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草野心平記念館「天山文庫」管理人:志賀風夏(しが・ふうか)さん

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いわき市小川町へ蛙の詩人・草野心平を訪ねる~その3
/tohoku/go/0013.html
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