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福島県の温泉街でワーケーション!
大自然と温泉の中でリモートワークしてみませんか?

2021.12.16

土湯温泉ワーケーション

JR福島駅からバスで約45分、磐梯朝日国立公園内に位置する土湯温泉は、温泉街の中心に清流・荒川が流れ、吾妻連峰の山々を抱える、マイナスイオンをたっぷり浴びることができる温泉地。近年、まちおこしセンターやコワーキングスペースを新設し、観光だけでなく観光地に滞在しリモートワークで仕事をしながら休暇を取得する「ワーケーション」事業も積極的に進めています。

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コロナ禍で市民権を得た「リモートワーク」。どこでも仕事ができる環境に!?

2020年4月に日本全国に発令された「緊急事態宣言」。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、不要不急の外出を控えるだけでなく、出勤すら極力減らすため、自宅などで会社での業務を行うことができる、「リモートワーク」が急激に普及していきました。

そんな中、いま積極的に提案されているのが、「ワーケーション」です。ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を合わせて作られた造語で、普段暮らしている場所とは異なる、自然豊かな観光地や避暑地で、働きながら休暇を取得する、という新しい働き方です。

福島県では、温泉をメインにした「ワーケーション」を推進し始めています。

実は福島県は、県庁所在地の福島市周辺(飯坂温泉、土湯温泉など)、観光地の会津地方(東山温泉、芦ノ牧温泉など)、沿岸部の浜通り(いわき湯本温泉)など、県内各地に特色ある温泉地が多くあります。

そうしたもともとある「温泉」という観光資源を活かし、仕事(=リモートワーク)をしながら、温泉と大自然と地元の人たちとの触れ合いで、心と身体を癒してほしい。そんな思いをこめてワーケーションを推進しているのが、JR福島駅からバスで45分の場所にある、土湯温泉です。

土湯温泉版ワーケーションを体験してみました

ワーケーションを推進するにあたり、土湯温泉ではモニターツアーを開催しています。

今回は、土湯温泉の中心から、さらに車で30分ほど山合に入った、「秘湯」と呼ばれている「幕川温泉」で、トレッキングとリモートワークを組み合わせた「ワンデイワーケーション」に参加しました。onsen1.png
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幕川温泉までの道のりは、細い1本道の山道。冬は雪深くなり、11月下旬~ゴールデンウィークまで冬季休業になるほど。だからこそ、手つかずの大自然が残されている地域でもあります。

せっかく日常から離れた場所でワーケーションするなら、これくらい振り切った場所で行うのもいいか知れません。

トレッキングで原自然とマイナスイオンを満喫後、温泉とリモートワーク

幕川温泉には、約1時間で周遊できる「幕滝トレッキング」というコースがあり、自然の形を活かした遊歩道を辿って、幕滝という、その名の通り、幕のように広がる滝を見ることができます。

時間も短く、コースも緩急が少ないので、普段あまり運動をしないという方でも無理なく参加できるコースです。onsen3.png
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両手が空いて、歩きやすい服と靴(なるべく底が厚いもの)という軽装で、問題なくトレッキングすることができました。すれ違う人には、お子さまを抱っこした親子連れもいました!

30分ほど歩みを進めると、滝の流れる音が聞こえてきます。

少し腕を使って岩を上るような場所もありますが、終点である幕滝へ到達するとそんな苦労も吹き飛びます。onsen5.png
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天気が良い日には、虹を見ることもできます

この日は15分ほどの滞在中に何度も虹がかかり、参加者の皆さんは様々な角度から写真を撮ったり景色を眺めたりして、幕滝トレッキングを満喫。

夏には、僧侶の方が滝行をすることもあるそうですよ。

観光を楽しんだ後の温泉で、リモートワークもはかどる!?

今回は、ガイドの方に案内をしてもらいながらのトレッキングだったため、約1時間半の工程。程よく疲れた身体を温泉で癒し、そのあとは宴会場でリモートワーク。

幕川温泉は硫黄泉ですが、そんなににおいはきつくなく、すべすべした泉質でした。

目の前に広がる紅葉と、ふわふわ漂う湯の花を見ながら、トレッキングの疲れを癒しているとそのまま休んでしまいたくなりますが、入浴後は、リモートワークの時間。温泉ならでは、コーヒー牛乳を飲みながらリモートワークする人も。

宴会場にはフリーWi-Fiが飛んでいるのでストレスなく、目の前に豊かな自然を眺めながらリモートワークを進めることができました。onsen7.png
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温泉街でもワーケーション可能!まちおこしセンターや足湯カフェ

秘湯・幕川温泉でのトレッキング+リモートワークでの「ワンデイワーケーション」の後は、土湯温泉の中心街に戻り、近年オープンしたまちおこしセンターやカフェなどを散策。

土湯観光協会の入る「まちおこしセンター」へ足を運ぶと、温泉街の案内やおしゃれなお土産、コワーキングできるスペースも完備。作業するのもよし、情報収集するのもよし、です。onsen10.png
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日帰り入浴できる旅館や公衆浴場、足湯はもちろん、「足湯カフェ」もおススメです。

足湯は、排水や湯気の流れなど、いろいろな課題があり、カフェの屋内に足湯を設置している場所は珍しいそうなのですが、土湯温泉街にある「足湯Cafe Casval」では、足湯に浸かりながら、カフェやリモートワークをすることができます。

靴を脱いで入店するカフェということで、お部屋に遊びに来たようなリラックス感を目指しているそうで、お子さま連れの来店も多いとか。onsen11.png
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足湯で温まりながら、こんなアットホームな空間でリモートワークができるなんて、快適ですね。

お話好きで物知りのマスターが、カフェのこと、土湯温泉のこと、土湯名物のこけしのこと、いろいろ教えてくれるのも、ワーケーションとして訪れる人たちにはうれしいです。

温泉街でのワーケーションの快適さを多くの人に伝えたい

今回はワンデイでのワーケーションでしたが、一番に感じたのは、地元資源である「温泉」と「原自然」での癒しのポテンシャルでした。

普段の業務やステイホームでのリモートワークでは、どうしてもパソコンに向かう作業が多く、心身ともに固まってしまいがちですよね。

そんな中、作業が終わった後、すぐに温泉に入ることができる、作業を始める前に緑豊かな中を散歩できる、そういった環境に身を置いてのリモートワークは、心も身体もリフレッシュできる最高のワーケーションだなと感じました。

ぜひ、福島県の温泉地でのリモートワーク、体験してみてください!

執筆者:福島県双葉郡在住 
    フリーライター山根麻衣子(クロスブリッジ)

土湯温泉ワーケーション

土湯観光協会ホームページ
https://www.tcy.jp/
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