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ドコモ社内ボランティア2018秋/相馬で綿花の収穫を行いました!

2018.11.21

11月3日(土)にNTTドコモ東北支社の社員によるボランティア活動の一環として、福島県相馬市において綿花収穫のボランティアを実施しました。当日は天候に恵まれ、絶好のボランティア日和の中総勢23人の方にご参加いただけました。多くの方がご家族連れで、普段あまり目にすることのない綿花の畑に子どもたちも大はしゃぎ!現場では「NPO法人 働くママを輝かせるプロジェクト」の門馬舞さん指導のもと、綿花の収穫の方法や収穫した綿花の処理について学びました。

綿花の収穫の様子 

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綿花 

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綿花の種取

綿花の収穫が終わり、その後乾燥させた綿花から種やごみを分別する作業を実施しましたが、これが地味で大変!みんなで輪になって会話に花を咲かせながらもひたすら綿花を手に取り、綿の中から種を取り出す作業でみんな指を痛めながら奮闘しました。

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コットンパール作り

希望者には相馬で収穫した綿花を使って作られた「コットンパール」を使ってイヤリングづくりを実施しました。
手先の細かい作業には子どもたちよりもパパママのほうが熱中して真剣に取り組んでいる姿も見られました。

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福島支店 柳澤さん(体験談)

震災以降、福島県内は子供向けの屋内施設が充実しています。
5歳の息子・2歳の娘がその施設で元気いっぱい遊んでいる姿を見ると「福島は住みやすい、子育てしやすい街だな」と感じていますが、まだ震災・原発事故の風評被害の影響で甚大な被害を受けた復興の道半ばであることを、忘れかけている自分がいました。
自分自身、そして震災以降に産まれた子供たちも何かを感じる機会になれば・・・と思い、今回の相馬綿花ボランティアに参加させていただきました。

ボランティア作業は、NPO法人働くママを輝かせるプロジェクトの門間様とそのご家族のご支援のもと、
綿花の収穫・収穫後の綿花のゴミ取り・種取り作業をしつつ、日本初の純国産(南相馬市産)綿100%のコットンパールをつかったイヤリングの制作体験をさせていただきました。

はじめは2歳の娘も綿花の収穫(綿花が開いているところにある綿を、指でつまんでとる作業)ができて「簡単かな?」と思ってしまいましたが、小さなゴミや種取りのひとつひとつが手作業であり、この体験以外にも様々な行程があり、手間のかかる大変な作業であることを(ボランティア後に指先が筋肉痛?になったことも含めて・・・)痛感しました。

門間様からは作業をしながら綿花づくりをはじめたきっかけ、コットンパールづくりにいたった経緯や苦労等をお話しいただいたことで、震災・原発事故の影響により大きなダメージを受けたふるさとの農業を支援したい、そして子育てしながらも安心して働ける環境を身近につくりたい、という前向きで熱い思いを感じることができ、家族共々何気ない日々のくらしを見つめ直す、非常に貴重な経験ときっかけになりました。

ボランティアといいつつも、門間様とそのご家族には沢山のおもてなしをしていただき感謝でいっぱいです。
大人数人で種取りを頑張ったものの、門間様ひとりで直ぐ終わってしまう量だったようで、かえってご迷惑をおかけしてしまいましたが、「取組を知ってもらうだけでも十分」とのお言葉をいただいたので、少しはお役にたてたのでしょうか???
ぜひ興味をもっていただいた方には、次回参加いただきたいと思っております。

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コットンパールを作成中

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