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2016年度ドコモグループ「東北被災地から学ぶ!現場志向の課題解決力養成」研修を実施しました!

2017.01.25

「東北被災地から学ぶ!現場志向の課題解決力養成」研修

人事部と東北復興新生支援室の合同企画で、2016年度選択型研修にて「東北被災地から学ぶ!現場志向の課題解決力養成」研修を実施し、若手~中堅まで全国から25名の受講生が参加しました。

研修の目的

本研修は宮城県南三陸町で行い、現地での体験学習、現地の方との交流を通じ、グループワークにて「南三陸の資源を活かしたまちづくり」をテーマとしたアイデア検討を行いました。 2015年9月~10月、インターバル期間を含んで約2か月間の研修の様子をレポートいたします!

Day1&2:現地で情報を収集するインプット

期間研修前に南三陸の基礎情報や新たなまちづくりに向けて取り組んでいることの資料を事前に確認したうえで、今回のテーマである『南三陸の地域資源』を知るための現地訪問を行いました。
まずは、「南三陸の町づくり全体&ASC(Aquaculture Stewardship Council)認証」について、地方創生・官民連携推進室 太齋さまより南三陸の特徴、人口推移について説明いただき、その後ASC認証を取得した戸倉漁協阿部さま、後藤さまよりASC認証の説明と漁師の現状についてお話いただきました。午後には、㈱佐久の佐藤太一さまよりFSC(Forest Stewardship Council)認証を取得した背景や林業の現状、今後の展望を伺い、実際に森に行き「いい森、悪い森」の見分け方、山の機能などを教えていただきました。翌日は、㈱アミタの櫛田さまより「南三陸町の循環型社会」についてお話を伺い、バイオマス施設の「南三陸BIO」を見学させていただきました。
 この見学内容を踏まえ、南三陸の地域資源を活かしたまちづくりについて各チームで提案内容を検討を行いました。image1_1.jpgimage2_1.jpg

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中間発表:企画中のアイデアのプレゼン&フィードバック

事前のインプット情報や、Day1&2に実際に現地で伺った話を踏まえ各チームでテーマを決定し、中間プレゼンを実施しました。(本社での開催のため、地域の方はテレビ会議にて参加)各チームの提案内容に対し、多くの質問やコメントがあがり活発な議論が行われました。アドバイスを受け、再度検討を見直すチームが出るなど、この中間発表を通じてさらにやる気が高まりました。

Day3&4

提案内容が観光促進をテーマにするチームが多かったことから、南三陸町産業振興課で観光を一手に担っている宮川舞さんより「南三陸町の観光戦略」についてお話を伺います。震災前後の状況、今町が考えている取組など具体的な内容を知ることができました。各チームで検討している内容に関連する質問が多くあがり、活気ある講義となりました。午後は、南三陸の里の取組みを知るため、実際に農作業を体験。この時期はネギ収穫の最盛期であったため、全員でネギの出荷作業をお手伝いしながら、まちおこし協力隊で南三陸に移住した藤田さんに南三陸に住んだ感想等リアルな話を伺い、南三陸のことをより深く知ることができました。
ここから各チームで具体的な提案内容のブラッシュアップを行いました。研修施設のいりやど佐藤さんに、実際の提案内容を相談しアドバイスを受けるなど、現地の方が本当に喜ぶ提案はどのようなものかを探りながら深夜まで議論を重ねました。

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南三陸町の方への提案

研修最終日には、約2か月間にわたり検討してきた『南三陸の資源を活かしたまちづくり』について、南三陸町の方々にプレゼンを行いました。南三陸町産業振興課課長の高橋さまより「研修としてされたと思うが、一人一人がファンとして町づくりを考えてくれた事に感謝する。現実性を前提に考えられる提案であったため、研修にとどまらず現実的に試せるステップに町とドコモが接点をもっていければと思う。これは南三陸だけでなく、日本全体の為になる研修になると思う。我々もヒントや刺激をいただいた。」というコメントをいただきました。

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ここで発表のあった内容については、南三陸町の方と実現に向けて検討を進めて行きます!参加した受講生のみなさん、お疲れさまでした。

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