飯舘村村民に寄り添った活動(NTT労組ドコモ本部)
2018.09.26
NTT労働組合ドコモ本部では、2017年3月31日に「避難指示区域解除」となった福島県飯舘村における帰村に向けた支援活動として、現地ニーズを最優先に、「福島県飯舘村における村民に寄り添う活動」を展開してきました。\r\n今後も引き続き「自分達に何ができるか」を考えながら、活動を継続していきます。
帰村に向けた宅地周辺の除草活動
2017年5~6月にかけて7週にわたり、全国の組合員約100名が参加しました。
6年もの間放置されてしまった田畑や宅地周りの庭は、草木が伸び、荒れ果てていましたが、慣れない除草作業に苦戦しつつも、少しずつ片付いていく様子に、村民のみなさまから笑顔もこぼれていました。
全国の組合員が取り組みに参加
除草作業のようす
飯舘村の広報誌「広報いいたて」の紹介記事
「いいたて村文化祭」運営支援活動
2017年10月には、避難指示解除以降初となる"村の一大イベント"「いいたて村文化祭」の運営支援を行ないました。
大きなパネルを村民のみなさんの笑顔の写真で埋め尽くす「笑顔のパネル」の作成をはじめとするブース出展を行ない、村民のみなさんとの交流を深めました。
笑顔の写真撮影では、初めは恥ずかしがっていた来場者も、最後には「私も撮って!」と、列ができるほど注目を集めました。
完成したパネルは文化祭実行委員会へ寄贈し、今でも文化祭会場の「ふれ愛館」に展示いただいています。
ドコモ東北支社の協力で巨大携帯電話も展示
笑顔のパネルは村民同士の交流のきっかけに
寄贈した笑顔のパネル
村民とのふれあいと花壇整備作業
帰村した村民が登録している福祉施設「飯舘村サポートセンター」で、利用者の皆さんと昼食をとりながら交流し、 たくさんのお話を伺いました。
また、飯舘村在住の菅野クニさんの語り部講演を通じ、震災前後の飯舘村や村民の状況等を学びました。震災被害に負けず立ち向かっている村民の力強さを肌で感じ、私たちに何ができるかをあらたてめて考えるきっかけとなりました。
活動の最後には、飯舘村サポートセンターや村役場の周辺で、村民の方々の手ほどきを受けながら、ゴーヤの植栽や花壇整備、草刈り等に汗を流しました。\r\n飯舘村にもっと笑顔の花が咲くよう、願いを込めて記念植樹も行ないました。
サポートセンターでの交流のようす
語り部の菅野クニさんとの記念写真
ゴーヤの植栽について説明を受ける参加者
道の駅「までい館」における花卉の植栽活動
第22回ドコモ本部定期大会(7月31日~8月1日)を福島市で開催することをふまえ、全国から参集する大会代議員等約200人で大会前日の全体行動として、2018年8月で開所1周年を迎える村のシンボル的な施設である「道の駅・までい館」で、花卉の植栽活動を行ないました。
当日は、熱中症も懸念される炎天下での作業でしたが、約1000本の色とりどりの花の苗を復興への想いを込めてひとつひとつていねいに植えていきました。
参加メンバーより
飯舘村は、緑豊かで空気もおいしく、何より夜の星空が最高にキレイな場所です。
美味しいご飯とあったかい村のみなさまとの交流を、是非味わいにいらしてください!
活動後の集合写真
このページをSNSでシェアする